- 54歳の男性。吐血を主訴に来院した。3日前から黒色便であったがそのままにしていたところ、今朝コップ1杯程度の吐血があったため救急外来を受診した。意識は清明。体温 36.4℃。脈拍 124/分、整。血圧 86/60mmHg。呼吸数 20/分。皮膚は湿潤している。四肢に冷感と蒼白とを認める。眼瞼結膜は軽度貧血様であるが、眼球結膜に黄染を認めない。腹部は平坦で、心窩部に圧痛を認めるが、筋性防御はない。まず急速輸液を開始し、脈拍 96/分、血圧 104/68mmHgとなった。
- 次に行うべきなのはどれか。
[正答]
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★リンクテーブル★
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- 12歳の女児。低血糖性昏睡で救急搬送された。11歳時に1型糖尿病を発症し、インスリン強化療法を受けている。体育の授業中に意識を失ったという。来院時の血糖値は22mg/dLで、20%ブドウ糖液を静注したところ、2分後に意識は回復した。精査・加療目的で入院した。入院後の聴取では「低血糖かなとは思ったが、進学したばかりの中学で相談できる先生や友達もなく血糖測定もしづらいと思っていたら、いつのまにか気を失っていた」との事であった。
- 退院後の学校生活における指導内容で適切でないのはどれか。
- a 小児糖尿病サマーキャンプを紹介する。
- b スティックシュガーを常に携行するように指導する。
- c 体育の授業の後などは低血糖になりやすいことを指導する。
- d 血糖の自己測定をしやすい環境の確保を担任の教諭に依頼する。
- e 意識を消失したらインスリン皮下注射を行うよう担任の教諭に指導する。
[正答]
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- 28歳の初産婦。妊娠39週O日に陣痛発来のため入院した。これまでの妊娠経過に異常はなかった。入院時の内診で子宮口は3cm開大、展退度は50%、児頭下降度はSP-2cm、硬さは中等硬、位置は後方である。
- この患者のBishopスコアはどれか。
[正答]
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