- 44歳の男性。消化管検査のため1日絶食が必要になり、末梢静脈から1,500mL/日の輸液を行うことになった。耐糖能異常と電解質異常はない。身長 167cm、 体重 61kg。Na+は成人推奨量を、K+は平均的な経口摂取量の半分程度を入れたい。アミノ酸や脂肪乳剤の投与は行わない。輸液の既製市販品の組成を示す。
- a A液 1,500mL
- b B液 1,500mL
- c C液 1,500mL
- d 乳酸リンゲル液 1,500mL
- e 5%ブドウ糖液 500mLと生理食塩液 1,000mL
[正答]
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★リンクテーブル★
[★]
- 82歳の女性。悪心と骨盤の痛みとを主訴に来院した。2年前に骨病変を伴う多発性骨髄腫と診断された。抗癌化学療法とビスホスホネート製剤の投与とを受けていたが治療抵抗性となり、3か月前に抗癌化学療法は中止した。その後、多発性骨髄腫による骨盤の痛みが生じたため、局所放射線照射を行ったが除痛効果は一時的であり、モルヒネの内服を開始した。当初、痛みは良好にコントロールされていたが、徐々にモルヒネの効果が乏しくなったため、段階的に増量した。数日前から痛みに加え、食欲不振と悪心が強くなり受診した。血液検査で電解質に異常を認めない。腹部エックス線写真でイレウス所見を認めない。
- 対応として適切なのはどれか。
[正答]
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[★]
- 1歳3か月の女児。長引く咳嗽と鼻汁とを主訴に母親に連れられて来院した。1週間前に39℃台の発熱、鼻汁および咳嗽が出現し、かかりつけ医でセフェム系抗菌薬と鎮咳薬とを処方され、2日後に解熱した。その後も内服を続けているが、鼻汁と痰がらみの咳が続いている。鼻閉のために時に息苦しそうな呼吸になるが、夜間の睡眠は良好である。食欲は普段と変わらず、活気も良好でよく遊ぶ。呼吸器疾患の既往はない。身長 75cm、体重 10.2kg。体温 37.1℃。脈拍 112/分、整。呼吸数 30/分。SpO2 98%(room air)。咽頭に発赤と白苔とを認めない。心音に異常を認めない。鼻閉音を認めるが、呼吸音には異常を認めない。
- 患児に対する対応として適切なのはどれか。
[正答]
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