- 35歳の男性。腰痛を主訴に来院した。約半年前から左陰嚢の腫大を自覚していたが、特に受診はしていなかった。1か月前から腰痛が出現したため受診した。既往歴に特記すべきことはない。血液所見に異常を認めない。血液生化学所見:LD 1,672U/L(基準 176~353)、hCG 1,962mIU/mL(基準 1.0以下)、α-フェトプロテイン(AFP)915ng/mL(基準 20以下)。来院時の陰嚢の写真(別冊No. 26A)、肺野条件の胸部CT(別冊No. 26B)及び腹部造影CT(別冊No. 26C)を別に示す。
- この患者にまず行うべきなのはどれか。
- a CTガイド下肺生検
- b CTガイド下後腹膜リンパ節生検
- c 左精巣水瘤切除術
- d 左精巣生検
- e 左高位精巣摘除術
[正答]
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★リンクテーブル★
[★]
- 48歳の男性。意識障害のため救急車で搬入された。同行した家人によると、3年前からかかりつけ医で2型糖尿病の内服治療を受けている。喫煙歴はないが、毎日缶ビール500mLを1、2本程度飲むという。昨日は糖尿病の薬を普段通りに内服し、夕食時に缶ビール3本に加えて日本酒2合を飲んで就寝した。朝になっても起きてこないので家人が様子を見に行ったところ反応がおかしかったので救急車を要請した。意識レベルはJCS Ⅱ-20。身長 170cm、体重 81kg。体温 35.7℃。心拍数 92/分、整。血圧 156/98mmHg。呼吸数 24/分。SpO2 99%(room air)。家人が持参してきていたお薬手帳(別冊No. 27)を別に示す。
- 血糖に加えて、まず確認すべき血液検査項目はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [112A056]←[国試_112]→[112A058]
[★]
- 35歳の男性。アジ、イカなどの刺身を食べた後に出現した上腹部痛を主訴に来院した。生来健康である。意識は清明。身長 170cm、体重 66kg。体温 36.1℃。脈拍 64/分、整。血圧 118/78mmHg。眼瞼結膜と眼球結膜とに異常を認めない。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦で、心窩部に圧痛を認めるが、反跳痛と筋性防御とを認めない。便通に異常はない。緊急上部消化管内視鏡像(別冊No. 25)を別に示す。
- この疾患について正しいのはどれか。
[正答]
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