- 生後8か月の乳児。ぐったりしていると、母親に抱きかかえられて救急外来を受診した。児は呼吸、心拍および対光反射がなく、蘇生を試みたが反応なく、死亡が確認された。頭部や顔面に新旧混在した皮下出血の散在と両足底に多数の円形の熱傷痕とを認める。母親によるとこれまで病気を指摘されたことはなかったという。死後に行った頭部CTでは、両側に硬膜下血腫を認める。
- 最も考えられるのはどれか。
[正答]
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★リンクテーブル★
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- 70歳の女性。数か月前から食後に心窩部痛があるため来院した。体温 37.1℃。血圧 124/62mmHg。眼球結膜に黄染を認める。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。血液所見:赤血球 432万、白血球 7,600、血小板 26万。血液生化学所見:総ビリルビン 7.9mg/dL、直接ビリルビン 5.2mg/dL、AST 271U/L、ALT 283U/L、ALP 2,118U/L(基準 115~359)、γ-GTP 605U/L(基準 8~50)、アミラーゼ 42U/L(基準 37~160)。CRP 6.1mg/dL。ERCP(別冊No. 8)を別に示す。
- 最も可能性が高いのはどれか。
[正答]
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- 10か月の乳児。お坐りができないことを心配した母親に連れられて来院した。
- 4か月時に受けた健康診査では異常を指摘されなかった。この児の神経学的評価に適しているのはどれか。
[正答]
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