- 妊娠初期の超音波検査で診断できるのはどれか。3つ選べ。
[正答]
※国試ナビ4※ [112A014]←[国試_112]→[112A016]
★リンクテーブル★
[★]
- 50歳の女性。全身の皮下出血と鼻出血とを主訴に来院した。特に誘引なく右肩の紫斑が出現した。その後大腿や下腿にも紫斑が出現し、今朝から鼻出血が止まらないため受診した。5年前に乳癌に対して手術と抗癌化学療法とを受けた。血液所見:赤血球 278万、Hb 8.8g/dL、Ht 25%、白血球 700、血小板 5.1万、PT-INR 1.2(基準 0.9~1.1)、APTT 30.6秒(基準対照 32.2)、血漿フィブリノゲン 74mg/dL(基準 200~400)、血清FDP 110μg/mL(基準 10以下)、Dダイマー 9.6μg/mL(基準 1.0以下)。骨髄血塗抹May-Giemsa染色標本(別冊No. 2)を別に示す。
- この患者に対する治療薬として適切なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [112A015]←[国試_112]→[112A017]
[★]
- 診察器具の写真(別冊No. 1①~⑤)を別に示す。成人に対して鼻処置を行った上で、鼻腔から上咽頭、喉頭にかけて内視鏡検査を実施する際に使用する器具はどれか。2つ選べ。
[正答]
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[★]
[★]
- 英
- first trimester, early pregnancy, first trimester pregnancy
- 同
- 妊娠前期
- 関
- 妊娠期間
超音波診断
- 経腟超音波により空気を含む腸管の影響を受けずに子宮や付属器の状態を描出できる。
- 胎嚢は妊娠4-5週に子宮内に認められるようになる。
- その後、胎嚢内に卵黄嚢を認めるようになり、それに接して胎芽心拍動を認めるようになる。
- 妊娠6週目頃には部分的に肥厚した絨毛膜有毛部と菲薄した無毛部に分かれる。
心拍動の確認
- 胎嚢に接したエコーフリースペースが認められる場合がある。症状があれば治療を行う。
胎児の異常
生理的な胎児異常
- 妊娠10-14週において胎児の項部に認められる皮下浮腫がnuchal translucency]]と呼ばれる。3mm以上の場合、異常肥厚と言われる。染色体異常の検出率は28-100%とばらつきがあり、21トリソミー、13トリソミー、18トリソミー、Turner症候群が検出できるが、特に21トリソミーの検出に優れていると言われている。
- 嚢胞部分、出血走、高輝度エコー部位の混合部位が描出される。
参考
国試