- 42歳の男性。特定保健指導のため来院した。身長 170cm、BMI 25.5、腹囲 94cm。血圧 124/72mmHg。血糖 98mg/dL、トリグリセリド 160mg/dL。喫煙は20本/日を22年間。飲酒はほとんどしない。特記すべき自覚症状はない。定期的な受診や服薬はしていない。毎日のデスクワークで運動不足を感じている。
- 対応として正しいのはどれか。
- a 積極的支援レベルに分類される。
- b 保健指導後の評価は1年後に行う。
- c 電話やメールなどを用いた指導はできない。
- d 標準化された指導内容を画一的に行う必要がある。
- e 運動や体重コントロールを勧める必要はない。
[正答]
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★リンクテーブル★
[★]
- 70歳の男性。肺癌治療後の定期診察のため来院した。6か月前に肺門リンパ節転移を伴う限局型小細胞肺癌と診断され、抗癌化学療法と胸部放射線療法の同時併用を行った。抗癌化学療法は3か月で、放射線療法は3週間で終了している。現在、喀痰と労作時呼吸困難はあるが肺癌治療開始前と比べて変化はない。63歳時に僧帽弁の人工弁置換術を受けている。体温 36.4℃。脈拍 68/分、整。血圧122/72mmHg。呼吸数 18/分。SpO2 97%(room air)。呼吸音に異常を認めない。血液所見:Hb 10.8g/dL、白血球 5,400。CRP 0.9mg/dL。肺癌治療前と今回来院時の胸部エックス線写真(別冊No. 2A)及び放射線治療の照射野(別冊No. 2B)を別に示す。
- 適切な対応はどれか。
- a 抗菌薬投与
- b 抗癌化学療法の追加
- c 胸部放射線療法の追加
- d ステロイドパルス療法
- e 1週間の経過観察後の胸部エックス線撮影
[正答]
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[★]
- 55歳の女性。腹部膨満感を主訴に来院した。2か月前に腹部膨満感が出現し徐々に増悪してきた。身長 154cm、体重 63kg。体温 36.7℃。脈拍 92/分、整。血圧 136/86mmHg。下腹部に径10cmの腫瘤を触知する。圧痛を認めない。卵巣癌を疑い手術を施行した。肉眼的に腹腔内播種はなく腹水も認めなかった。術中迅速病理検査で右卵巣原発の類内膜腺癌と診断された。
- 摘出する必要がないのはどれか。
[正答]
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