- 65歳の男性。会社役員。間質性肺炎のために入院している。看護師から担当医へ、患者が咳で眠れないと訴えていることに加え、態度が威圧的であるという連絡があった。
- 患者へ治療方針を説明するにあたり担当医として適切でないのはどれか。
- a 治療に対する希望を尋ねる。
- b 治療に関する最新の知見を調べる。
- c 会社役員なので優遇して診療を行う。
- d 看護師と治療に関する情報を共有する。
- e 患者の態度にかかわらず丁寧に説明する。
[正答]
※国試ナビ4※ [112B034]←[国試_112]→[112B036]
★リンクテーブル★
[★]
- 35歳の男性。黄疸を主訴に来院した。1週間前から全身倦怠感を自覚していたが、2日前に家族から眼の黄染を指摘されたため受診した。1か月前にシカ肉を焼いて食べたが一部生焼けであったという。意識は清明。身長 174cm、体重 70kg。体温 36.5℃。脈拍 76/分、整。血圧 128/76mmHg。呼吸数 18/分。眼瞼結膜に貧血を認めない。眼球結膜に黄染を認める。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦、軟で、圧痛を認めない。肝を右季肋部に2cm触知する。脾を触知しない。血液所見:赤血球 451万、Hb 13.8g/dL、Ht 44%、白血球 4,600、血小板 21万、PT-INR 1.0(基準 0.9~1.1)。血液生化学所見:総蛋白 7.8g/dL、アルブミン 4.3g/dL、総ビリルビン 4.5mg/dL、直接ビリルビン 2.2mg/dL、AST 406U/L、ALT 498U/L、LD 426U/L(基準 176~353)、ALP 486U/L(基準 115~359)、γ-GTP 134U/L(基準 8~50)。免疫血清学所見:CRP 1.0mg/dL、HBs抗原陰性、HCV抗体陰性。腹部超音波検査で肝は腫大し胆嚢は萎縮しているが、胆管の拡張はみられない。
- 対応として正しいのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [112B033]←[国試_112]→[112B035]
[★]
- 36歳の女性。悪心と嘔吐とを主訴に来院した。1週間前から微熱、悪心および全身倦怠感を自覚していた。今朝一回嘔吐した。既往歴に特記すべきことはない。月経周期30~60日、不整。最終月経は記憶していない。3週間前に市販のキットで実施した妊娠反応は陰性であったという。母親は糖尿病で治療を受けている。身長 159cm、体重 49kg。体温 37.0℃。脈拍 72/分、整。血圧 102/58mmHg。皮膚は乾燥している。腹部は平坦で、圧痛を認めない。
- まず行うべきなのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [112B035]←[国試_112]→[112B037]
[★]