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Japanese Journal
- 小見 雄介,春山 幸子,久保 ひかり,土屋 道代,須藤 弥生,前島 和俊,小保方 馨,佐藤 浩二,阿部 毅彦
- The Kitakanto medical journal = 北関東医学 63(3), 299-299, 2013-08-01
- NAID 120005323740
- 家庭血圧測定を用いた高血圧診療 : 降圧療法について (特集 降圧療法に関する最近の話題と問題点)
- 患者側の要因 : 服薬アドヒアランスと吸入手技(難治性喘息とみなされる吸入デバイス誤操作) (特集 難治性気管支喘息の最前線) -- (喘息の難治化要因とその対策)
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- このアドヒアランスを規定するものは治療内容、患者側因子、医療者側因子、患者・医療 者の相互関係という点でコンプライアンスとは大きく異なる。例えば服薬アドヒアランスを 良好に維持するためには、その治療法は患者にとって実行可能か、服薬を妨げる因子 ...
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- 次の文を読み、63~65の問いに答えよ。
- 84歳の女性。失神と眼前暗黒感とを主訴に来院した。
- 現病歴:1週間前から時々気が遠くなるようなふらつきを自覚していたが、本日、朝食前に突然眼前暗黒感を自覚し意識が消失した。意識はすぐに回復したが、心配になり長女に付き添われて救急外来を受診した。
- 既往歴:60歳ごろから高血圧症と脂質異常症。75歳ごろから骨粗鬆症と逆流性食道炎。80歳ごろから心不全と心房細動で内服治療中。アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬、スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、ビスホスホネート製剤、プロトンポンプ阻害薬およびジゴキシンを処方されている。
- 生活歴:ADLは自立している。長女夫婦と3人暮らし。喫煙歴と飲酒歴はない。
- 家族歴:父親が心筋梗塞で死亡。母親が胃癌で死亡。
- 現症:意識は清明。身長 150cm、体重 42kg。体温 35.8℃。脈拍 36/分、不整。血圧 152/70mmHg。呼吸数 20/分。SpO2 96%(room air)。眼瞼結膜と眼球結膜とに異常を認めない。心尖部を最強点とするⅡ/Ⅵの汎収縮期雑音を聴取する。呼吸音に異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。下腿に浮腫を認めない。神経学的所見に異常を認めない。
- 検査所見:尿所見:蛋白(±)、糖(-)、沈渣に白血球を認めない。血液所見:赤血球 352万、Hb 11.8g/dL、Ht 36%、白血球 5,800、血小板 16万。血液生化学所見:総蛋白 6.8g/dL、アルブミン 3.9g/dL、AST 28U/L、ALT 32U/L、ALP 164U/L(基準 115~359)、CK 45U/L(基準 30~140)、尿素窒素 24mg/dL、クレアチニン 1.4mg/dL、血糖 110mg/dL、HbA1c 5.7%(基準 4.6~6.2)、Na 133mEq/L、K 3.6mEq/L、Cl 97mEq/L。CRP 0.3mg/dL。
- 薬剤を中止したところ状態は改善した。
- 今回の経過に関連したのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [111G064]←[国試_111]→[111G066]
[★]
- 次の文を読み、58~60の問いに答えよ。
- 79歳の男性。ふらつきを主訴に来院した。
- 現病歴:3年前に妻を亡くし、1人暮らし。隣県に住む娘が時々様子を見に来ており、数か月前から物忘れが目立ち、残薬も多いことに気づいたが、主治医には知らせていなかった。食事は給食サービスを受けていたが、服薬管理など生活上の問題を心配した娘が、2週前に老人ホームに入居させた。以後は介護職員が薬を管理している。約1週前から起立時や歩行時にふらつきを自覚するようになり、心配した職員に付き添われて受診した。
- 既往歴:60歳で高血圧症と糖尿病とを指摘され、1年前から利尿薬、β遮断薬、抗血小板薬、スルホニル尿素薬およびアンジオテンシン変換酵素阻害薬を処方されている。この1年間処方内容は変更されていない。
- 家族歴:父親が脳卒中のため65歳で死亡。
- 現症:意識は清明。身長165cm、体重67kg。体温35.8℃。脈拍36/分。血圧128/64mmHg。呼吸数16/分。口腔内は湿潤している。心雑音を聴取しない。呼吸音に異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。四肢の筋力は保たれており、浮腫を認めない。腱反射に異常はない。
- 検査所見:血液所見:赤血球407万、Hb 12.4g/dl、Ht 38%、白血球6,800、血小板18万。血液生化学所見:随時血糖126mg/dl、HbA1c(NGSP)6.5%(基準4.6~6.2)、総蛋白7.0g/dl、アルブミン3.8g/dl、尿素窒素18mg/dl、クレアチニン1.2mg/dl、AST 38IU/l、ALT 32IU/l、Na 135mEq/l、K 4.6mEq/l、Cl108mEq/l。CRP 0.3mg/dl。心電図(別冊No.8)を別に示す。
- 老人ホーム入居に伴う変化で、ふらつきの発生に最も関係したと考えられるのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [107E059]←[国試_107]→[107E061]
[★]
- 83歳の男性。高血圧症のために定期的に受診している。10年前に高血圧症と診断され、カルシウム拮抗薬とアンジオテンシン変換酵素阻害薬(ACE阻害薬)とを内服している。介護保険では要支援2の判定を受けており、週2回デイサービスに通っている。服薬アドヒアランスは良好であり、めまい、ふらつきなどの症状はない。身長 162cm、体重 53kg。脈拍 72/分、整。診察室で測定した血圧 144/74mmHg。心音と呼吸音とに異常を認めない。下肢に浮腫を認めない。患者が記録した最近2週間の家庭血圧(別冊No. 29)を別に示す。
- この患者に対する対応で適切なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [112A060]←[国試_112]→[112A062]
[★]
- 本態性高血圧患者における家庭血圧の測定について正しいのはどれか。
- a 手首での測定を推奨する。
- b 早朝高血圧の診断に有用である。
- c 150/90mmHg以上を高血圧の基準とする。
- d 患者の服薬アドヒアランスには影響しない。
- e 予後の予測には診察室血圧の方が優れている。
[正答]
※国試ナビ4※ [109I007]←[国試_109]→[109I009]
[★]
- a 薬剤の費用
- b 薬剤の形状
- c 薬剤の色調
- d 薬剤に関する医師の説明
- e 薬剤に対する患者の認識
[正答]
※国試ナビ4※ [109C012]←[国試_109]→[109C014]
[★]
- 英
- drug, agent
- 同
- 薬物
- 関
- 作用薬、剤、ドラッグ、媒介物、病原体、麻薬、薬剤、薬物、代理人、薬品
[★]
- 英
- adherence
- 関
- 固執、粘着性、付着性、癒着、固着性、密着性