- 35歳の男性。ふらつきを主訴に来院した。1年前に仕事上のトラブルをきっかけに退職した。その後は自宅に閉じこもりがちになり、食事は不規則で菓子パンやおにぎりを好んで摂取していた。1週間前から歩行時のふらつきが目立つようになり四肢のしびれ感も訴えるようになったため、心配した家族に付き添われて受診した。意識は清明。脈拍 72/分、整。血圧 124/68mmHg。腱反射は、上肢では減弱し、膝蓋腱反射とアキレス腱反射は消失している。Babinski徴候は陰性である。四肢筋力は遠位部優位に低下している。両下肢で痛覚過敏、振動覚の低下を認める。
- この患者に補充すべきなのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [112E028]←[国試_112]→[112E030]
★リンクテーブル★
[★]
- 43歳の男性。足の痛みを主訴に来院した。2日前に左足の第一中足趾節関節が急激に痛くなった。他の場所に痛みはない。以前にも同部位に同様の痛みを経験したことがある。3年前から毎年、健診で高尿酸血症を指摘されている。1か月前に受けた健診で、尿酸値は9.0mg/dLであった。意識は清明。体温 37.0℃。脈拍 80/分、整。血圧 132/88mmHg。左足の第一中足趾節関節に熱感と圧痛とを認める。同部位の写真(別冊No. 2)を別に示す。
- まず行うべき治療はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [112E027]←[国試_112]→[112E029]
[★]
- 23歳の女性。排尿時痛と下腹部痛とを主訴に来院した。性交の3日後から排尿時痛を感じるようになった。性交の4日後に黄色帯下と下腹部痛が出現したため受診した。身長 160cm、体重 52kg。体温 37.6℃。脈拍 88/分、整。血圧 104/72mmHg。呼吸数 20/分。腹部は平坦で、下腹部に反跳痛を認める。内診で子宮は正常大で圧痛を認める。付属器は痛みのため触知できない。腟鏡診で外子宮口に膿性分泌物を認める。
- この患者に行う検査として適切でないのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [112E029]←[国試_112]→[112E031]
[★]