- 5歳の女児。発熱と両耳痛とを主訴に来院した。3日前に鼻汁と咳が出現したが、そのままにしていた。昨日から発熱と両耳痛が出現し、母親の呼びかけに対する反応が悪くなった。機嫌も悪く、食欲も低下している。意識は清明。身長 105cm、体重 17kg。体温 39.2℃。呼吸音に異常を認めない。その他の身体所見に異常を認めない。耳介と外耳道とに異常を認めない。左鼓膜写真(別冊No. 6)を別に示す。
- 適切な治療はどれか。2つ選べ。
[正答]
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★リンクテーブル★
[★]
- 30歳の女性。この2年間で6kgの体重減少があり、心配した母親に付き添われて来院した。薬物服用はなく、食事は少ないながらも摂取しているという。身長 156cm、体重 38kg。体温 37.0℃。脈拍 72/分、整。血圧 90/52mmHg。表情に乏しく、問診時も無関心な様子で言葉数が少ない。口腔粘膜と四肢・体幹部の皮膚に色素沈着を認める。血液所見:赤血球 341万、白血球 2,500。血液生化学所見:空腹時血糖 62mg/dL、Na 132mEq/L、K 5.6mEq/L。
- 診断のために必要な検査項目の組合せはどれか。
- a ACTHとコルチゾール
- b 遊離サイロキシンとTSH
- c インスリンと抗インスリン抗体
- d 血漿レニン活性とアルドステロン
- e 血中カテコラミンと尿中メタネフリン
[正答]
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[★]
- 65歳の男性。人間ドックで顕微鏡的血尿を指摘され来院した。既往歴に特記すべきことはない。喫煙は20本/日を40年間。飲酒は日本酒を1合/日程度。尿所見:蛋白(-)、潜血1+、沈渣に赤血球 10~20/1視野。
- 次に行うべき検査はどれか。2つ選べ。
[正答]
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