- 31歳の男性。頭重感、倦怠感および悪心を主訴に来院した。大企業の事務職をしている。半年前の職場の改修工事の際に刺激臭を感じ、その後、頭重感、倦怠感および悪心が出現するようになった。職場を離れると症状は消失し、休日は症状が出現しない。既往歴に特記すべきことはない。意識は清明。身長 165cm、体重 61kg。体温 36.2℃。脈拍 72/分、整。血圧 112/78mmHg。身体所見に異常を認めない。1か月前に行われた職場の健康診断とストレスチェックとで問題を指摘されていない。
- まず行うべきなのはどれか。
[正答]
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★リンクテーブル★
[★]
- 日齢Oの新生児。在胎35週1日で早期破水があり、同日に経腟分娩で出生した。
- 出生時は身長 44cm、体重 1,960g、頭囲 30.0cmで、心拍数は 120/分であった。自発呼吸が微弱で全身にチアノーゼを認めたため、酸素投与を開始した。啼泣時に強直してチアノーゼとSpO2の低下とを認める。両側の多指症および多趾症と両側停留精巣とを認める。合併する腹壁異常の写真(別冊No. 10)を別に示す。
- 基礎疾患を診断するために行うべき検査はどれか。
- a 頭部CT
- b 腹部CT
- c 染色体検査
- d 臍帯病理組織学的検査
- e 全身骨エックス線撮影
[正答]
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- 65歳の男性。スクーターで走行中に対向車と正面衝突して受傷したため救急車で搬入された。腹部から腰部の痛みを訴えている。意識はほぼ清明。体温 35.8℃。心拍数 140/分、整。血圧 80/50mmHg。呼吸数 24/分。SpO2 100%(リザーバー付マスク10L/分酸素投与下)。頸静脈の怒張を認めない。迅速簡易超音波検査(FAST)で異常所見を認めなかった。
- ショックの原因として最も考えられるのはどれか。
[正答]
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