- 68歳の女性。左下腿の腫脹を主訴に来院した。3日前に転倒し左下腿を打撲した。徐々に腫脹が強くなり、心配になって受診した。脂質異常症、高血圧症、糖尿病および心房細動で内服治療中である。現在服用中の薬剤は、スタチン、カルシウム拮抗薬、アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬、ビグアナイド薬およびワルファリンである。左下腿後面の写真(別冊No. 4)を別に示す。
- この病変に関係しているのはどれか。
[正答]
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★リンクテーブル★
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- 日齢21の新生児。母子手帳の便色カードを見て、便の色が薄いことに気付いた母親に連れられて来院した。在胎39週、出生体重2,800gで出生し、出生時に異常は指摘されなかった。完全母乳栄養である。体重 3,200g。体温 37.0℃。心拍数 110/分、整。血圧 80/40mmHg。呼吸数 32/分。SpO2 98%(room air)。四肢を活発に動かしている。皮膚および眼球結膜に黄染を認める。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は軽度膨満しており、肝を肋骨弓下に3cm触知する。腸雑音の亢進はない。患児の便の写真(別冊No. 3)を別に示す。
- 母親への説明で適切なのはどれか。
- a 「母乳をやめましょう」
- b 「すぐに血液検査をしましょう」
- c 「1週間後に便を持参してください」
- d 「便の細菌を調べる必要があります」
- e 「この便の色であれば再受診の必要はありません」
[正答]
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- 70歳の女性。腰痛を主訴に来院した。2日前に屋内で段差につまずいて転倒した後から腰痛が出現した。歩行は可能である。下位腰椎に強い叩打痛がある。腰椎エックス線写真で第3腰椎の圧迫骨折を認める。
- この患者の今後の生活に対する指導をする際に考慮する必要性が低いのはどれか。
[正答]
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