- 70歳の女性。数か月前から食後に心窩部痛があるため来院した。体温 37.1℃。血圧 124/62mmHg。眼球結膜に黄染を認める。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。血液所見:赤血球 432万、白血球 7,600、血小板 26万。血液生化学所見:総ビリルビン 7.9mg/dL、直接ビリルビン 5.2mg/dL、AST 271U/L、ALT 283U/L、ALP 2,118U/L(基準 115~359)、γ-GTP 605U/L(基準 8~50)、アミラーゼ 42U/L(基準 37~160)。CRP 6.1mg/dL。ERCP(別冊No. 8)を別に示す。
- 最も可能性が高いのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [112C038]←[国試_112]→[112C040]
★リンクテーブル★
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- 59歳の男性。労作時の呼吸困難を主訴に来院した。3年前から労作時の呼吸困難があったがそのままにしていた。健診で胸部の異常陰影を指摘されたため、心配になり受診した。身長 172cm、体重 70kg。体温 36.3℃。脈拍 80/分、整。血圧 128/84mmHg。呼吸数 18/分。SpO2 95%(room air)。心音に異常を認めない。呼吸音は正常だが、両側の背部にfine cracklesを聴取する。胸部エックス線写真(別冊No. 7A)と胸部CT(別冊No. 7B)とを別に示す。
- 別に示すflow-volume曲線(別冊No. 7C①~⑤)のうち、この患者で予想されるのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [112C037]←[国試_112]→[112C039]
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- 生後8か月の乳児。ぐったりしていると、母親に抱きかかえられて救急外来を受診した。児は呼吸、心拍および対光反射がなく、蘇生を試みたが反応なく、死亡が確認された。頭部や顔面に新旧混在した皮下出血の散在と両足底に多数の円形の熱傷痕とを認める。母親によるとこれまで病気を指摘されたことはなかったという。死後に行った頭部CTでは、両側に硬膜下血腫を認める。
- 最も考えられるのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [112C039]←[国試_112]→[112C041]
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