- 関
- 溶血性連鎖球菌感染症、A群β溶血性連鎖球菌感染症
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2018/11/15 09:14:45」(JST)
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溶連菌感染症(ようれんきんかんせんしょう、英: Streptococcal infection)は、広義にはグラム陽性球菌のうちレンサ球菌属(英: 羅: Streptococcus, 複数形は-cocci)によって惹き起こされる感染症すべてを指す。レンサ球菌属のうち特に感染症を起こす頻度が高く、一般によく知られているのは化膿レンサ球菌(英: 羅: Streptococcus pyogenes)であるため、通常単に「溶連菌」といえば化膿レンサ球菌の事を指し、「溶連菌感染症」といえば化膿レンサ球菌による感染症のことを指す。
化膿レンサ球菌には他に「A群レンサ球菌」(英: 羅: Group A streptococcus, GAS)という別名もある。
化膿レンサ球菌について
化膿レンサ球菌は、環境中に広く常在するグラム陽性の球菌ひとつであり、通性嫌気性菌である。感染様式は飛沫感染である。
化膿レンサ球菌に関する生物学的内容はについては「化膿レンサ球菌」を参照
臨床症状と治療
溶連菌感染によって起こる病気には、溶連菌がヒトの組織を直接破壊すること、あるいは生きた溶連菌に対する免疫反応によって症状が発現する急性感染症と、溶連菌の産生する毒素によって惹き起こされる毒素性疾患がある。また、免疫異常によって起こると考えられている病気の中には、溶連菌感染が引き金になることが知られているものが少なくない。
このうち、いわゆる「溶連菌感染症」として扱われるものは急性感染症と、毒素性疾患のうち猩紅熱であるが、ここでは溶連菌によって起こされるほかの疾患にも触れる。
- 急性咽頭炎・急性扁桃炎
- 年長小児から成人に発症する、一般的な溶連菌急性感染症であり、発熱・咽頭痛が主症状である。その他、頭痛・腹痛・嘔気・鼻閉などを伴うことも少なくないが、咳や鼻汁などの気道症状には乏しい。咽頭は著しく発赤し、口蓋扁桃(いわゆる扁桃腺)は腫脹して黄白色の滲出物が付着することが多く、所属リンパ節である前頚部リンパ節が圧痛を伴って腫脹することが多い。
- 治療の第一選択はペニシリン系抗菌薬の投与であり、通常は内服治療が可能。咽頭痛などのために内服が困難な場合、抗菌薬の筋注または静注を行う。ペニシリンアレルギーのある患者にのみ、マクロライド系の適応がある。
- 乳幼児では典型的な咽頭扁桃炎の症状とならずに、発熱が軽度で持続したり、全身のリンパ節の腫脹が見られたり、鼻汁を伴う場合も見られる。
- 伝染性膿痂疹(でんせんせいのうかしん)
- 一般的に「とびひ」として知られる。伝染性膿痂疹の起炎菌はそのほとんどが黄色ブドウ球菌(英: 羅: Staphylococcus aureus)である。
- まれに溶連菌によるものが報告される。しかし、複数回培養により菌を確認した報告は少なく、ほとんどが単回培養による報告である。このため単に皮膚付着菌をみているだけの報告も一部混ざっていると考えられる。
- 黄色ブドウ球菌によるものは周囲に紅暈(こううん、皮膚が部分的に充血して赤く見えること)を伴う「黄色い膿」(膿痂)が皮膚にでき、そこを掻破した爪によって皮膚の他部位に細菌が播種され、播種された先にまた膿痂を形成する。しかし、黄色ブドウ球菌によるものでも紅暈を伴わなかったり、膿が「黄色」でないものもあり、このことで鑑別してはならない。発熱は伴わないことが多く、一般的には全身的症状はない。ただし、アトピー性皮膚炎の患児や水痘の経過中に発症した場合などには重症化する場合があり、注意が必要である。
- 治療はペニシリン系抗菌薬の投与が有効。
- 壊死性筋膜炎(えしせいきんまくえん)
- 溶連菌急性感染症の最も重症な病型であり、後述する毒素性ショック症候群とともに「劇症型溶連菌感染症」と呼ばれる。きわめて急速に進行する軟部組織の感染症であり、典型的な例では指先や足先など四肢の末端部から、1時間に数cmもの速さで壊死が進行する。高熱、全身状態の不良、局所の腫脹・疼痛が主症状。死亡率は30%以上と高く、一般に人食いバクテリア感染症と呼ばれることのある疾患の1つである。
「壊死性筋膜炎」も参照
- その他
- 溶連菌はその他、化膿性リンパ節炎、蜂窩織炎、化膿性関節炎、骨髄炎、結膜炎などさまざまな感染症を来たしうる。ペニシリン系に対する感受性は常に良好であり、どの部位の感染症に対してもペニシリン系抗菌薬の投与が第一選択となる。感染症の部位により、切開排膿や掻爬などの治療をあわせて行う必要がある。
- 猩紅熱(しょうこうねつ)
- 猩紅熱(英: Scarlet fever)は、乳幼児に多い、溶連菌の産生する毒素及び菌体に対する一種の免疫アレルギー疾患である。
- 猩紅熱の症状は発熱のほか、体幹に始まり末梢に広がる発疹(サンドペーパー様皮疹)、舌が舌苔を失い、赤く発赤して味蕾による小さな隆起が目立つ苺舌が特徴的である。
- 治療はペニシリン系抗菌薬の内服が第一選択。
- 毒素性ショック症候群
- 英: Toxic Shock Syndrome, TSS。TSSの原因としてはTSS toxin-1(TSST-1)産生性の黄色ブドウ球菌がよく知られるが、溶連菌によるものもある。血流中に放出された毒素に対する免疫アレルギー反応により、急性のショック状態を発症し、多臓器不全に至る。既に毒素は血中に流れているため、抗菌薬では治療できず、ガンマグロブリン投与や血液浄化法(血漿交換、持続的血液濾過透析など)が必要となる。
- リウマチ熱
- 英: rheumatic fever, RF
- 心炎、多関節炎、発疹(輪状紅斑)、皮下結節、不随意運動が主症状である。溶連菌感染症から数週間経過後に発症する。膠原病の関節リウマチとはまったく異なる疾患である。
- 血管性紫斑病
- 英: Henoch-Schonlein purpura, HSP。
- アレルギー性紫斑病、アナフィラクトイド紫斑病、ヘノッホ=シェーンライン紫斑病とも呼ばれる。溶連菌感染症などの上気道感染の1~3週間後に発症することがある。先行感染は必須ではない。
- 特に四肢に多い皮下出血(紫斑)が主症状で、その他限局性の浮腫、腹痛・嘔吐、関節痛、腎炎などがみられる。
- 急性糸球体腎炎
- 英: Acute glomerulonephritis
- 溶連菌による呼吸器感染からは1 - 2週間後、皮膚感染からは3 - 6週間後に発症することがある。菌体成分または菌が産生する抗原と患者が産生する抗体とが結合した免疫複合体が、糸球体に沈着することが原因とされる。
- 3大症状(trias)は、血尿、浮腫、高血圧である。治療としては水分および塩分制限、安静を行い、高血圧が著しいときにはカルシウム受容体拮抗薬などの降圧薬を用いる。慢性化することはまれで予後は良好。
- 掌蹠膿疱症
- これらの皮膚疾患は細菌アレルギーが関与して生じているという報告があり抗ストレプトリジンO(ASO)の上昇がみられる[1]。
検査
咽頭扁桃炎、伝染性膿痂疹など、病巣を直接綿棒などで擦過できる部位の感染症では、擦過物を血液寒天培地で培養することにより溶連菌が発育することをもって、溶連菌感染(あるいは保菌)を診断できる。化膿性関節炎、リンパ節炎などで膿が採取できる場合には膿の培養が有用であり、敗血症を伴う感染(侵襲性感染症)では血液培養が陽性となることも多い。
培養の結果を得るには1~2日かかるが、抗原抗体反応を利用した迅速抗原キットもあり、こちらは15分ほどで結果を得ることができる。ただし感度が低く、見逃しの可能性は常にあることに注意が必要である。
リンパ節炎があるが化膿していない場合や、蜂窩織炎など直接検体を採取できない場合、または急性糸球体腎炎やアナフィラクトイド紫斑病など、急性感染症以外の合併症の場合にGAS感染を証明するには、血清診断が有用である。抗ストレプトリシン抗体価(ASLO)、抗ストレプトキナーゼ抗体価(ASK)がこの目的で使用される。
予防
感染経路は飛沫感染である。ワクチンはなく、手洗いやうがいなど以外に有効と考えられる感染予防法はない。患者と接触した者に抗菌薬を投与して感染症の発症を予防すること(予防的投与)は理論上は可能だが、無症状の保菌者が少なからずあることから、通常行われない。
ただし、溶連菌の中でもリウマチ熱や急性糸球体腎炎を起こしやすい株があることが知られているため、リウマチ熱患者や急性糸球体腎炎の患者と接触した家族などには、溶連菌保菌の検査を行ったうえで、保菌者に対しては除菌のための抗菌薬投与を行うことがある[要出典]。
また、家族内で長期にわたって保菌が続いているために、繰り返し溶連菌感染症の患者が発生することがある。このような場合には無症状であっても家族全員を同時に治療する必要が生じることもある[要出典]。
関連法規
学校保健安全法によって定められその他に分類される伝染病であり、溶連菌感染症に罹患した学童は、適切な治療が開始されてから24時間は登校することができない[2]。
参考文献
- 『小児疾患診療のための病態生理1』p.876-879 小児内科第34巻(2002)増刊号 東京医学社 ISSN 0385-6305
- 米国小児科学会編 岡部信彦監修『R-Book2000 日本版小児感染症の手引き』p.526-536 日本小児医事出版社(2002) ISBN 4-88924-136-1
- ^ 皮膚疾患診療実践ガイド 文光堂
- ^ 学校において 予防すべき感染症の解説 文部科学省
関連項目
- 化膿レンサ球菌
- 黄色ブドウ球菌
- 感染症予防法
- 学校保健安全法
UpToDate Contents
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- 1. 連鎖球菌性咽頭炎の治療および予防treatment and prevention of streptococcal pharyngitis [show details]
… Group A Streptococcus (GAS), or Streptococcus pyogenes, is the leading bacterial cause of tonsillopharyngitis in adults and children worldwide. GAS is one of the few causes of tonsillopharyngitis or pharyngitis …
- 2. 小児や青年のA群溶血性レンサ球菌咽頭扁桃炎:臨床的特徴と診断group a streptococcal tonsillopharyngitis in children and adolescents clinical features and diagnosis [show details]
… when the results of the culture are available. The diagnosis and treatment of group C and G streptococcal infections are discussed separately. Neisseria gonorrhoeae – N. gonorrhoeae is a relatively rare …
- 3. 妊娠していない成人におけるB群レンサ球菌感染症group b streptococcal infections in nonpregnant adults [show details]
… Group B Streptococcus (GBS; Streptococcus agalactiae) is a gram-positive coccus that frequently colonizes the human genital and gastrointestinal tracts and the upper respiratory tract in young infants …
- 4. C群およびG群レンサ球菌感染症group c and group g streptococcal infection [show details]
… The designations "group C Streptococcus" (GCS) and "group G Streptococcus" (GGS) are used by clinical microbiology laboratories to denote clinical isolates of streptococci that react with Lancefield group …
- 5. 妊娠中の女性におけるB群レンサ球菌感染症group b streptococcal infection in pregnant women [show details]
…of invasive GBS infection in pregnant women is similar to that of early-onset neonatal disease . GBS infection in pregnant women will be reviewed here. The microbiology of GBS; GBS infection in neonates …
Japanese Journal
- 症例報告 リウマチ熱を来した溶連菌感染症症例と本症例執刀後体液暴露によると考えられる上肢蜂巣炎を認めた医療者について
- 丸山 裕美子,塚田 弥生,児島 頌子,中沢 僚太郎,吉崎 智一
- 日本耳鼻咽喉科学会会報 123(11), 1290-1297, 2020-11
- NAID 40022424003
- 大竹 正悟,日馬 由貴,岡田 広,辰巳 憲,森 雅人,平本 龍吾,笠井 正志
- 日本小児科学会雑誌 = The journal of the Japan Pediatric Society 124(8), 1208-1213, 2020-08
- NAID 40022332704
- 症例報告 劇症型溶連菌感染症に対しPMX-DHPとCHDFを併用し救命しえた1例
- 田之上 桂子,釜江 智佳子,冨永 健太,梅谷 淳,米田 圭佑,松延 華子,田村 格,青野 茂昭,伊藤 利光,谷本 高男
- 防衛医科大学校雑誌 44(3・4), 146-151, 2020-01
- NAID 40022216465
Related Links
- 溶連菌感染症とは、A群β溶血連鎖球菌という細菌によって起こる感染症です。 流行時期 おもに11月~4月 感染経路 飛沫感染(口や鼻から感染)…咳やくしゃみ等で飛び散った菌を吸い込むことで感染します。
- 溶連菌感染症は、「溶連菌」という種類の細菌が感染することで、のどの痛み、発熱、首のリンパの腫れなどをおこす病気です。. 溶連菌には多様な種類がありますが、その中でも「A群溶血性連鎖球菌」という種類が原因となったものを一般的に「溶連菌感染症」と呼んでいます。. 冬から春にかけて流行することの多い感染症の 1 つです。. 3歳~小学生頃のお ...
- 溶連菌感染症の症状としては咳や鼻水がありませんが、日常生活の中で出る咳やくしゃみなどによって近くの人に感染(飛沫感染)することがあります。また、溶連菌に汚染された食品が原因のこともあります。一人がかかったら家族、特に
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★リンクテーブル★
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- 生後3か月の乳児。昨日から左肩に紅斑が出現し、本日、全身に拡大傾向を認めたため来院した。顔面と胸部との写真を以下に示す。
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[正答]
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[正答]
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※国試ナビ4※ [106A003]←[国試_106]→[106A005]
[★]
- 英
- Kawasaki disease, Kawasaki's disease
- 同
- Kawasaki病。皮膚粘膜リンパ節症候群, 粘膜皮膚リンパ節症候群, mucocutaneous lymph node syndrome, mucocutaneous lymphnode syndrome, MCLS, 急性熱性皮膚粘膜リンパ節症候群, acute febrile MCLS,(小児)急性熱性皮膚粘膜リンパ節症候群, acute febrile mucocutaneous lymphnode syndrome
- HIM.2130
概念
- 乳児~幼児(0-4歳、0歳半~1歳が最多)に後発する熱性疾患(全身性の心血管炎)
- 原因不明の急性熱性発疹性疾患。リンパ節腫脹と粘膜病変が特徴(SPE.370)
検査
[show details]
診断基準
- 参考1より引用
- 本症は、主として4歳以下の乳幼児に好発する原因不明の疾患で、その症候は以下の主要症状と参考条項とに分けられる。
A 主要症状
- 1.5日以上続く発熱(ただし、治療により5日未満で解熱した場合も含む)
- 2.両側眼球結膜の充血
- 3.口唇、口腔所見:口唇の紅潮、いちご舌、口腔咽頭粘膜のびまん性発赤
- 4.不定形発疹
- 5.四肢末端の変化:
- (急性期)手足の硬性浮腫、掌蹠ないしは指趾先端の紅斑
- (回復期)指先からの膜様落屑
- 6つの主要症状のうち5つ以上の症状を伴うものを本症とする。
- ただし、上記6主要症状のうち、4つの症状しか認められなくても、経過中に断層心エコー法もしくは、
- 心血管造影法で、冠動脈瘤(いわゆる拡大を含む)が確認され、他の疾患が除外されれば本症とする。
B参考条項
- 以下の症候および所見は、本症の臨床上、留意すべきものである。
- 1. 心血管:聴診所見(心雑音、奔馬調律、微弱心音)、心電図の変化(PR・QTの延長、異常Q波、低電位差、ST-Tの変化、不整脈)、胸部X線所見(心陰影拡大)、断層心エコー図所見(心膜液貯留、*冠動脈瘤)、狭心症状、末梢動脈瘤(腋窩など)
- 2. 消化器:下痢、嘔吐、腹痛、胆嚢腫大、麻痺性イレウス、軽度の黄疸、血清トランスアミナーゼ値上昇
- 3. 血液:核左方移動を伴う白血球増多、血小板増多、赤沈値の促進、CRP陽性、低アルブミン血症、α2グロブリンの増加、軽度の貧血
- 4. 尿:蛋白尿、沈査の白血球増多
- 5. 皮膚:BCG接種部位の発赤・痂皮形成、小膿疱、爪の横溝
- 6. 呼吸器:咳嗽、鼻汁、肺野の異常陰影
- 7. 関節:疼痛、腫脹
- 8. 神経:髄液の単核球増多、けいれん、意識障害、顔面神経麻痺、四肢麻痺
備考
- 1. 主要症状Aの5は、回復期所見が重要視される。
- 2. 急性期における非化膿性頸部リンパ節腫脹は他の主要症状に比べて発現頻度が低い(約65%)
- 3. 本症の性比は、1.3~1.5:1で男児に多く、年齢分布は4歳以下が80~85%を占め、致命率は0.1%前後である。
- 4. 再発例は2~3%に、同胞例は1~2%にみられる。
- 5. 主要症状を満たさなくても、他の疾患が否定され、本症が疑われる容疑例が約10%存在する。この中には冠動脈瘤(いわゆる拡大を含む)が確認される例がある。
鑑別診断
- IMD
参考
- 診断の手引き、治療ガイドラインなど
- http://www.kawasaki-disease.org/tebiki/index.html
uptodate
- 1. [charged] 川崎病:臨床的特徴および診断 - uptodate [1]
- 2. [charged] 川崎病:初期治療および予後 - uptodate [2]
- 3. [charged] 川崎病:疫学および病因 - uptodate [3]
- 4. [charged] 不完全(非定型)川崎病 - uptodate [4]
- 5. [charged] 川崎病:合併症 - uptodate [5]
- 6. [charged] 難治性川崎病の治療 - uptodate [6]
- 7. [charged] 川崎病の心血管後遺症 - uptodate [7]
国試
[★]
- 関
- 発疹
SPE.63
[★]
- 英
- strawberry tongue, raspberry tongue
- 同
- 苺状舌、イチゴ舌
- 同
- 猩紅熱舌
[show details]
いちご舌 : 約 3,310 件
イチゴ舌 : 約 3,530 件
苺舌 : 約 2,700 件
莓舌 : 67 件
苺状舌 : 39 件
莓状舌 : 3 件
[★]
- 英
- β-hemolytic streptococcal infection
- 同
- 溶連菌感染症
- 関
- B群連鎖球菌感染症、猩紅熱、A群β溶血性連鎖球菌感染症
[★]
B群溶血性レンサ球菌感染症
[★]
A群β溶血性連鎖球菌感染症
[★]
- 英
- infectious disease
- 関
- 感染、定着、感染症法
- 病原体から引き起こされる疾患
- 感染が成立して、宿主に病気が発症した状態
- →宿主が病原体を追い出そうとしている状態
地域別の感染症
参考になるリンク
- http://www.forth.go.jp/tourist/worldinfo/index.html
- Centers for Disease Control and Prevention
- http://www.cdc.gov/
[★]
- 英
- infection
- 関
- 定着、感染症、不顕性感染、顕性感染。サブクリニカル感染
- 細菌が宿主の体表面、体内や組織内に付着して増殖し、定着している状態。
- 感染の成立には微生物(定着能、増殖能、細胞内進入能、毒素産生能などを総合した病原性)と宿主(排除能、殺菌能などの生体防御機構)の力関係が崩れたときに生じる
[★]
- 英
- bacterial infection
- 関
- 細菌感染、細菌感染症、細菌性感染症
[★]
- 英
- sis, pathy