- 英
- butterfly erythema, butterfly rash
- 同
- malar rash?
- 関
- 全身性エリテマトーデス
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2023/03/19 12:32:04」(JST)
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この項目では、皮疹について説明しています。植物にみられる斑(ふ)については「斑入り」をご覧ください。
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斑 |
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分類および外部参照情報 |
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ICD-10 |
D69 L51-L54 L80-L81 |
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ICD-9-CM |
695 |
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ICD-O |
l |
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DiseasesDB |
4466 |
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MeSH |
D004890 |
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GeneReviews |
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斑(はん)は、皮膚疾患などでみられる皮疹の一つ。皮膚の表面は盛り上がっておらず平坦で、かつ限局した病的な変化である。
紅斑
詳細は「紅斑」を参照
紅斑(こうはん erythema)は、血管拡張や充血が真皮内に起こり赤くなった状態。
紫斑病
紫斑(しはん purpura)は、血管炎、血管の脆弱性、血管の閉塞などの原因で赤血球が皮内に漏出した状態。代表疾患としてアナフィラクトイド紫斑病。ICD-10の「紫斑病及びその他の出血性病態」に分類される。
色素異常症
- 代表的には白斑(はくはん、vitiligo, leukoderma)、または尋常性白斑であり、色素の脱出や血管の収縮などで、皮膚が白くなったもの。
- メラニン色素が皮膚に沈着することにより生じる。表皮など浅いところに沈着すると黒くなり、真皮など深いところに沈着すると青くなる。
- 単に色素沈着という場合、臨床的には皮膚細胞の新陳代謝が滞ったり又は皮膚への物理的な刺激により、皮膚にメラニン色素が皮膚に通常よりも多く堆積され斑よりも広範囲に皮膚が黒ずむことを指す場合が多い。
- 境界明瞭な色素斑で、眼の外側にできやすい。下顎、上口唇(鼻の下)にもできることがある。左右対称である。
- 主に顔の目の下にみられる。直径3〜5mmの細かい茶色の色素斑が散在。
- 幼児期、小児期に見られる斑。
- 色素斑(しきそはん pigmented spot)
- 老人性色素斑(日光黒子、しみ)。
- 色素性紫斑性皮膚症
関連項目
- 悪性黒色腫
- エレクトロポレーション (美容法)
- 紫外線
- メイラード反応
- 瘢痕(あばた)
UpToDate Contents
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- 1. 皮膚疾患の診断法approach to the clinical dermatologic diagnosis [show details]
… pigmented skin, most dermatoses induce darkening or lightening of the skin that affect our perception of the color of the lesion and overwhelm other clinical manifestations : Erythema may be particularly …
- 2. 皮膚炎の概要(湿疹様皮膚炎)overview of dermatitis eczematous dermatoses [show details]
…Acute ICD presents with erythema, edema, vesicles and bullae, and oozing In chronic ICD, lichenification, hyperkeratosis, and fissuring predominate. Mild irritants produce erythema, chapped skin, dryness …
- 3. 免疫能の正常な患者における発熱および発疹fever and rash in the immunocompetent patient [show details]
… palate macules, can represent a helpful clue. Erythema infectiosum (fifth disease) – Erythema infectiosum is due to human parvovirus B19. Children, unlike adults, often develop a characteristic rash with …
- 4. 顔面紅斑が認められる患者に対するアプローチapproach to the patient with facial erythema [show details]
…longer-lasting and symptomatic or cosmetically distressing facial erythema. Examples of disorders that may present with diffuse or localized facial erythema and the evaluation of patients with this clinical finding …
- 5. 小児ばら疹(突発性発疹)roseola infantum exanthem subitum [show details]
…prominent on the cheeks The facial rash may be followed by a "lacelike" rash (reticulated blanching erythema) on the trunk and extremities , which may recur. Erythema infectiosum usually affects school-age …
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- 蝶形紅斑 (チョウケイコウハン) はどんな病気? 蝶形紅斑は、膠原病のひとつである全身性エリテマトーデスの患者に特徴的にみられる顔の紅斑です。 頬の両側に発疹が出て蝶が羽を開いた形に似ていることからこの名称がつきました。発疹の色は赤色で、痒みなどはありません。
- 蝶形紅斑(ちょうけいこうはん)とは、膠原病の1つである全身性エリテマトーデス(systemic lupus erythematosus;SLE)の患者に特徴的にみられる顔面の皮疹のことである。この皮疹は両側の頬部と鼻に広がる紅斑で…
- 1)蝶形紅斑の定義 まず、蝶形紅斑の定義ですが、 頬の両側に見られる蝶が羽を開いたような赤い発疹 が一般的かと思います。 どの程度なら「蝶が羽を開いたような」とい細かい決まりはおそらくないと思います。鼻でつながるかどうかは蝶形紅斑の定義には関係ないでしょう。
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★リンクテーブル★
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- 次の文を読み、26、27の問いに答えよ。
- 45歳の女性。右膝関節の腫れを主訴に来院した。
- 現病歴 6か月前から両側の手首や手指の関節が痛みだしたが放置していた。朝起きてから30分間は手足を動かしにくい。2過はど前から両膝が痛み、特に右膝が腫れてきた。
- 既往歴 特記すべきことはない。
- 生活歴 喫煙は10本/日を20年間。飲酒は機会飲酒。
- 家族歴 母が慢性甲状腺炎(橋本病) 。従姉がSjogren症候群。
- 現 症 身長155cm、体重45kg。体温36.5℃。脈拍72/分、整。血圧132/74mmHg。左手関節に腫脹と圧痛とがあり、右膝関節に関節液貯留を認める。
- 検査所見: 尿所見: 蛋白(-)、糖(-)。血液所見: 赤血球 317万、Hb 9.5g/dl、Ht 26%、白血球 11,000、血小板 45万。血液生化学所見: 総蛋白 7.2g/dl、アルブミン 3.7g/dl、クレアチニン 1.0mg/dl、尿酸 6.5mg/dl、総コレステロール 210mg/dl、トリグリセリド 105mg/dl、AST 27IU/l、ALT 30IU/l、アミラーゼ 85IU/l(基準37-160)、Na 137mEq/l、K 3.8mEq/l、Cl 105mEq/l、TSH 3.5μU/ml(基準0.2-4.0), FT3 2.6pg/ml(基準2.5-4.5)、FT4 0.9ng/dl(基準0.8-2.2)。免疫学所見: CRP 5.8mg/dl、リウマトイド因子(RF) 80IU/ml(基準20未満)、CH50 55U/ml(基準30-50)、免疫複合体陰性。
[正答]
※国試ナビ4※ [104C025]←[国試_104]→[104C027]
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- 次の文を読み、1~3の問いに答えよ。
- 24歳の女性。全身倦怠感とむくみとを主訴に来院した。
- 現病歴 : 4週前に海水浴に行き、日焼けをしてから微熱と全身倦怠感とを自覚し、数日前から顔面と下腿とにむくみが出現した。
- 既往歴 : 特記すべきことはない。
- 現症 : 身長154 cm、体重52kg。体温37.8℃。脈拍88/分、整。血圧124/88mmHg。意識は清明。前頭部の脱毛と両手指の凍瘡様皮疹とを認める。頚部と腋窩とに小豆大のリンパ節を数個触知する。
- 検査所見 : 尿所見:蛋白3+、糖(-)、沈渣に赤血球20~30/1視野、白血球20~30/1視野、顆粒円柱(+)。血液所見:赤沈85mm/1時間、赤血球350万、Hb 9.2g/dl、Ht32%、白血球2,500(桿状核好中球5%、分葉核好中球65%、好酸球1%、単球7%、リンパ球22%)、血小板9万。血清生化学所見:総蛋白5.0g/dl、アルブミン2.1g/dl。尿素窒素18mg/dl、クレアチニン1.0mg/dl、総コレステロール360mg/dl。抗核抗体640倍(基準20以下)。
[正答]
※国試ナビ4※ [095G060]←[国試_095]→[095H002]
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- 次の文を読み、41、42の問いに答えよ。
- 27歳の女性。体動時の息切れを主訴に来院した。
- 現病歴 : 2年前から健康診断で貧血を指摘されていたが、自覚症伏がないために放置していた。1か月前から体動時の息切れと全身倦怠惑とが増強するため来院した。月経に異常はない。
- 既往歴 : 特記すべきことはない。
- 現 症 : 身長158cm、体重45 kg。体温36.5℃。眼瞼結膜は貧血様。心尖部に2/6度の収縮期雑音を聴取する。肺の聴診所見は正常。腹部は平坦で、肝と脾とを触知しない。
- 検査所見 : 尿所見:蛋白(-)、糖(-)。便潜血反応陰性。
- 血液所見:赤血球340万、Hb 7.8 g/dl、Ht27%、網赤血球15‰、白血球7,600、血小板32万。血清生化学所見:総蛋白7.3 g/dl、アルブミン4.1 g/dl、総ビリルビン0.5mg/dl、LDH260単位(基準176~353)、Fe 5μg/dl(基準80~160)、総鉄結合能423μg/dl(基準290~390)、フェリチン7ng/ml(基準20~120)。
[正答]
※国試ナビ4※ [095F040]←[国試_095]→[095F042]
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- 5日前から高熱があり近医で抗菌薬を投与されたが解熱せず、2日前から皮疹も出現してきた。皮疹は発熱時に増強する。
- 体温40.2℃。脈拍120/分、整。両側頚部に径15mmのリンパ節を数個ずつ触知する。心雑音はない。肝を右肋骨弓下に3cm、脾を左肋骨弓下に2cm触知する。関節腫脹は認めない。
- 尿所見:蛋白(-)、糖(-)、潜血(-)。
- 血液所見:赤沈110mm/1時間、赤血球310万、Hb9.5g/dl、Ht29%、白血球21,200(桿状核好中球9%、分葉核好中球59%、好酸球3%、単球3%、リンパ球26%)、血小板52万。
- 免疫学所見:CRP20.5mg/dl、基準0.3以下)、ASO500単位(基準250以下)、リウマトイド因子陰性、抗核抗体陰性。咽頭培養は常在菌のみ、血液培養は陰性。
- 入院から治療までの3日間の体温表を以下に示す。
- この疾患に特徴的な皮疹はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [098D053]←[国試_098]→[098D055]
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- 32歳の女性。発熱と労作時呼吸困難とを主訴に来院した。1か月前に抜歯を受けたが、発熱が持続し、昨日から労作時呼吸困難が出現した。意識は清明。身長155cm、体重48kg。血液所見:赤血球330万、Hb10.5g/dl、白血球14,500。CRP11.2mg/dl。断層心エコー図とドプラ図とを以下に示す。
- この患者でみられないのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [101A018]←[国試_101]→[101A020]
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- 40歳の女性。多関節痛を主訴に来院した。 5年前から両手関節と両側中手指節間関節とに疼痛と腫脹とを認めている。朝のこわばりは2時間持続する。赤沈70mm/1時間。免疫学所見: CRP4.0mg/dL。抗CCP抗体陽性。
- この疾患の特徴でないのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [106F018]←[国試_106]→[106F020]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [100G082]←[国試_100]→[100G084]
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[正答]
※国試ナビ4※ [098H066]←[国試_098]→[098H068]
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蝶形紅斑、頬部発疹
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- 英
- erythema
- 関
- 発赤、発疹
分類
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- 英
- macula
- 関
- 発疹