- 8歳の女児。発熱と発疹とを主訴に来院した。3日前から38℃台の発熱、咽頭痛および咳があり、2日前から体を痛がっていた。四肢と顔面との皮膚は発赤し、細かな点状出血様の小発疹を多数認める。口の周囲は顔面と比べて蒼白である。舌はイチゴ状に乳頭が腫脹し、咽頭に暗赤色の発赤と点状出血とを認める。扁桃は発赤腫大し、表面に滲出物を認め、綿棒で表面をこすると膿性粘液が得られる。結膜に発赤を認めない。
- 最も考えられるのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [102I070]←[国試_102]→[102I072]
★リンクテーブル★
[★]
- 28歳の1回経産婦。妊娠25週時に少量の性器出血と下腹部痛とを主訴に来院した。1週前の診察では子宮頸管長は40mmで、母児共に異常を認めなかった。昨夜から不規則な子宮収縮を自覚し、明け方排尿時に少量の性器出血に気付いた。4年前に子宮頚部上皮内痕で子宮頸管円錐切除術を牽け、2年前の初回妊娠は妊娠32週や早産となり、今回は妊娠14週時にShirodkar頸管縫縮術を受けている。体温37.3℃。脈拍96/分、整。血圧120/72mmHg。膣鏡診で置下は血性、子宮口は閉鎖し羊水の流出は認めない。内診では子宮口は中央で硬く展退度は50%、先進部は胎児殿部で下降度Sp-3である。腹部超音波検査では、胎児の推定体重は662g、羊水量に異常を認めない。子宮頸管長20mm。胎児心拍数陣痛図では10~15分間隔の子宮収縮を認めるが、心拍数パターンに異常を認めない。1週前の外来での膣分泌物培養検査では、Enterococcus faecalis2+.Streptococcus agalacticae2+、Lactobacillus species(-)で、頸管粘液中の好中球エラスターゼは陽性である。尿所見:蛋白1+、糖(-)。血液所見:赤血球345万、Hb11.7g/dl、白血球10,200、血小板20万。CRP1.3mg/dl。
- まず行うのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [102I069]←[国試_102]→[102I071]
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- 23歳の男性。尿道分泌物を主訴に来院した。2週前に異性との性交渉があった。数日前から漿液性の尿道分泌物、ごく軽度の排尿痛および尿道不快感があった。尿所見:蛋白(±)、糖(-)、沈さに赤血球(-)、白血球10~30/1視野。抗菌薬として適切なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [102I071]←[国試_102]→[102I073]
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