- 英
- conjunctival injection、conjunctival hyperemia
- 関
- 充血、結膜、結膜下出血(結膜の血管が破綻して出血)
概念
- 結膜の血管が拡張して血流量が増加した状態。
- 結膜の血管の拡張は炎症による。病的ではなく生理的な拡張もある。
- 炎症は感染、アレルギー、化学物質、外傷などによる。
分類
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Japanese Journal
- 馬場 賢,鈴木 利根,筑田 眞
- Dokkyo journal of medical sciences 39(2), 123-127, 2012-07-25
- … 緒言:眼窩先端症候群をきたし,さらに内頸動脈海綿静脈洞瘻に続発した静脈性梗塞と診断された1 例を報告する.症例:複視,右視力低下,右眼の結膜充血と眼球突出を自覚するも原因精査を受けなかった82 歳女性.3 年後に脳梗塞を発症して内頸動脈海綿静脈洞瘻carotid-cavernous sinus fistula(以下CCF)による静脈性梗塞と指摘された症例.右側頭葉の静脈性梗塞により左眼の耳側半盲をきたした.CCF に続発した脳出血,脳梗塞,脳浮腫な …
- NAID 110009443693
- アレルギー性結膜炎患者における眼球結膜充血の画像解析による臨床的評価
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- 71歳の女性。全身の皮膚と粘膜のびらんとを主訴に来院した。6日前から腰痛に対して非ステロイド性抗炎症薬を内服している。2日前から結膜充血と両頬粘膜のびらんとが、昨日から全身に紅斑とびらんとが出現した。顔面と体幹の写真(別冊No.9A、B)を別に示す。
- 対応として適切でないのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [107I045]←[国試_107]→[107I047]
[★]
- 5歳の男児。発熱を主訴に来院した。3日前から38.5℃の発熱、咳、鼻汁、結膜充血および眼脂が出現した。初診時に口腔粘膜発疹がみられた。受診後いったん解熱傾向がみられたが、翌日から高熱が再び出現し、さらに全身に皮疹が出現した。口腔粘膜の写真と体幹の写真とを以下に示す。
- 最も考えられるのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [100D012]←[国試_100]→[100D014]
[★]
- 18歳の女子。発熱と咽頭痛とを主訴に来院した。2日前から38.5℃の発熱と咽頭痛が続いている。口蓋扁桃は両側とも発赤、腫大しており、白苔の付着を認める。
- この患者が細菌感染症よりウイルス感染症であることを示唆するのはどれか。
- a 後頸リンパ節腫大を認める。
- b 口蓋垂の偏位を認める。
- c 結膜充血を認めない。
- d 肝脾腫を認めない。
- e 皮疹を認めない。
[正答]
※国試ナビ4※ [111C023]←[国試_111]→[111C025]
[★]
- 脳血管造影写真側面像(別冊No. 3)を別に示す。
- この疾患の初発症状として多くみられるのはどれか。 3つ選べ。
[正答]
※国試ナビ4※ [105I036]←[国試_105]→[105I038]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [105E008]←[国試_105]→[105E010]
[★]
- a 男児に多い。
- b 良性腫瘍である。
- c 学童期にみられる。
- d 石灰化がみられる。
- e 結膜充血がみられる。
[正答]
※国試ナビ4※ [108D001]←[国試_108]→[108D003]
[★]
- 英
- anaphylaxis
- 同
- アナフィラキシー反応 anaphylactic reaction
- 関
- アナフィラキシーショック、プラウスニッツ・キュストネル反応、アナフィラキシー様反応
定義
- 特定の物質によって惹起されるIgE抗体を介したI型アレルギー反応(即時型アレルギー反応)
- 抗原によって感作された状態で、同一抗原が投与されたときに見られる
- 抗生物質、造影剤、異種抗血清、ホルモン、非ステロイド系抗炎症薬、吸入アレルゲンワクチン、ハチ毒、蛇毒、エビやカニなどの食物、運動などが原因となる。
- 参考1
- 食物、薬物、ハチ毒などが原因で起こる、即時型アレルギー反応のひとつの総称。皮膚、呼吸器、消化器など多臓器に全身性に症状が現れる。
- 血圧低下や意識喪失などを引き起し生命をおびやかす危険な状態はアナフィラキシーショックと呼ばれる。
病型
症状
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自覚症状
|
他覚症状
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全身症状
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熟感,不安感,無力感
|
冷汗
|
循環告症状
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心惇克進,胸内苦悶
|
血庄低下,脈拍微弱,脈拍頻数 チアノーゼ
|
呼吸菩症状
|
鼻閉,喉頭狭窄感, 胸部絞拒感
|
くしやみ,咳発作,喘鳴, 呼吸困難,チアノーゼ
|
消化器症状
|
悪心,腹痛,腹鳴,便意, 尿意,口内異物感、異味感
|
嘔吐,下痢,糞便,尿失禁
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粘膜・皮膚症状
|
皮膚掻痒感
|
皮膚蒼白,皮膚のー過性紅潮 尋麻珍,眼瞼浮庫, ロ腔粘膜浮腫
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神経症状
|
口唇部しびれ感,四肢末端 のしぴれ感,耳鳴,めまい, 限の前が暗くなる
|
痙攣,意識喪失
|
- 救急・集中治療 vol.22,no.7-8,2010 p.793
アナフィラキシーのグレード
- 参考1
Grade
|
皮膚
|
消化器
|
呼吸器
|
循環器
|
精神神経
|
1
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限局性掻痒感、発赤、じんましん、血管性浮腫
|
口腔内掻痒感、違和感、軽度口唇腫脹
|
-
|
-
|
-
|
2
|
全身性掻痒感、発赤、じんましん、血管性浮腫
|
上記に加え、悪心、嘔吐
|
鼻閉、くしゃみ
|
-
|
活動性変化
|
3
|
上記症状
|
上記に加え、繰り返す嘔吐
|
鼻汁、明らかな鼻閉、咽頭喉頭の掻痒感/絞扼感
|
頻脈(+15/分)
|
上記に加え、不安
|
4
|
上記症状
|
上記に加え、下痢
|
嗄声、犬吠様咳嗽、嚥下困難、呼吸困難、喘鳴、チアノーゼ
|
上記に加え、不整脈、軽度血圧低下
|
軽度頭痛、死の恐怖感
|
5
|
上記症状
|
上記に加え、腸管機能不全
|
呼吸停止
|
重度徐脈、血圧低下、心拍停止
|
意識消失
|
対処
- Grade3(咽頭喉頭の絞扼感)、 Grade4以上が出現した場合 → アドレナリン自己注射薬 or 1.0mg/ml を 0.01mg/kgだけ使用。小児の場合、極量は0.3mg
参考
- 1. アレルギー情報センター > ガイドライン > 食物アレルギー
- http://www.allergy.go.jp/allergy/guideline/index.html
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- 英
- red eye
- 関
- 充血、結膜充血、毛様充血、強膜充血
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- 関
- conjunctival injection
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- 関
- conjunctival hyperemia
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- 英
- hyperemia
- 同
- 能動的充血 active hyperemia
眼
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- 英
- blood, (漢方)blood and body fluid energy
- 関
- 血液、血中
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- 英
- conjunctiva
- 関
- 眼、眼球