- 17歳の女子。体重減少を主訴に来院した。2年前から摂食量を意識的に減らすようになり、学校における定期健康診断でやせを指摘された。医療機関への受診を指導されたが受診しなかったという。その後も体重がさらに減少しており、心配した母親に付き添われて受診した。身長 150cm、体重 27kg。体温 36.1℃。脈拍 52/分、整。血圧 90/50mmHg。前腕や背部に産毛の増生を認める。下腿に軽度の圧痕浮腫を認める。
- この患者で認められる可能性が高いのはどれか。
- a GHが高値である。
- b 月経周期は正常である。
- c LH/FSH比が高値である。
- d コルチゾールが低値である。
- e 遊離トリヨードサイロニン(FT3)が高値である。
[正答]
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★リンクテーブル★
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- 28歳の初妊婦(1妊0産)。妊娠12週に自宅近くの診療所で実施した血液検査で異常を指摘され、妊娠16週に紹介され受診した。検査結果を表に示す。
- a 「風疹ワクチンを接種しましょう」
- b 「成人T細胞白血病ウイルス感染の精密検査が必要です」
- c 「トキソプラズマの母子感染のリスクはありません」
- d 「梅毒に感染している可能性はありません」
- e 「出産後、赤ちゃんにC型肝炎ウイルスのワクチンを接種しましょう」
[正答]
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- 日齢3の新生児。在胎39週、出生体重 2,950gで出生した。瞼裂斜上、内眼角贅皮、鼻根部平坦および巨舌を認める。心音と呼吸音とに異常を認めない。筋緊張が低下している。心エコー検査で異常を認めない。
- この児の長期管理上、注意すべきなのはどれか。
[正答]
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