- 19歳の男性。左手掌のしびれ感を主訴に来院した。1年前から大学のサークルでギターの練習を毎日6時間行っていた。1か月前から左手掌にびりびりするしびれ感を自覚するようになった。しびれ感は起床時やギターの練習中に出現するという。身長 172cm、体重 62kg。脈拍 64/分、整。血圧 116/62mmHg。心音と呼吸音とに異常を認めない。腱反射は正常で、筋萎縮は認めない。他覚的感覚障害も明らかではないが、ある肢位を1分間継続すると左母指から中指の手掌側にしびれ感が誘発された。その肢位(別冊No. 3)を別に示す。
- 考えられるのはどれか。
[正答]
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★リンクテーブル★
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- 2か月の乳児。新生児聴覚スクリーニングで精密検査が必要となり、両親とともに来院した。家族の呼びかけや周囲の音への反応はほとんどない。身長・体重は月齢相当である。外耳道と鼓膜とに異常を認めない。側頭骨CTでは中耳・内耳に異常を認めない。聴性脳幹反応(ABR)は両耳とも無反応である。耳音響放射(OAE)では、両耳で低中音部に残存聴力が確認された。
- 医師から両親への説明として適切なのはどれか。
- a 「機能性難聴です」
- b 「補聴器装用を開始しましょう」
- c 「副腎皮質ステロイドで治療します」
- d 「人工内耳埋込み術をすぐに予定します」
- e 「1歳6か月児健康診査まで様子をみてください」
[正答]
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[正答]
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