- 77歳の男性。血尿を主訴に来院した。3か月前から時々血尿を自覚していたが、自然に消失していたため医療機関を受診していなかった。2日前から血尿が持続するため受診した。喫煙歴は20本/日を50年間。飲酒は機会飲酒。身長 165cm、体重 70kg。脈拍 72/分、整。血圧 120/72mmHg。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。尿所見:沈渣は赤血球 100以上/HPF。血液所見:赤血球 395万、Hb 12.9g/dL、Ht 38%、白血球 8,100。血液生化学所見:総蛋白 6.7g/dL、アルブミン 3.8g/dL、尿素窒素 18mg/dL、クレアチニン 0.8mg/dL。尿細胞診はクラスV。胸腹部造影CT(別冊No. 25A、B)を別に示す。
- この患者で正しいのはどれか。
[正答]
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★リンクテーブル★
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- 日齢6の新生児。NICUに入院中である。常位胎盤早期剥離のため緊急帝王切開で出生した。在胎26週4日、出生体重750gであった。出生6分で気管挿管が行われ、10分後には開眼した。その後NICU入院となり、呼吸管理を受けている。入院後、経口胃管を挿入し、日齢1から少量のミルクを開始した。本日、ミルク注入前に胃内にミルクが残っており、腹部が軽度膨満していた。体温 36.7℃。心拍数 124/分、整。血圧 52/24mmHg。呼吸数 48/分。SpO2 99%(FIO2 0.25)。大泉門は平坦で、心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は軽度膨満があり、腸雑音は減弱している。四肢の運動があり、筋緊張に異常を認めない。胸腹部エックス線写真(臥位正面および左側臥位正面像)(別冊No. 26A、B)を別に示す。
- 考えられる疾患はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [114A055]←[国試_114]→[114A057]
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- 22歳の男性。視力低下、昼盲を主訴に来院した。幼少時よりアトピー性皮膚炎を指摘されていた。15歳ころから眼瞼および結膜の掻痒感が強くなり、副腎皮質ステロイド外用薬および点眼薬を使用してきたが、掻痒感が消失しない時に眼部を叩打してきた。1年ほど前から視力低下および昼盲を自覚するようになったという。視力は右 0.1(0.9×-3.0D)、左 0.1(1.0×-2.5D)。眼圧は右 13mmHg、左 17mmHg。両眼の散瞳後の前眼部写真(別冊No. 24)を別に示す。細隙灯顕微鏡検査で右眼の前部硝子体に色素散布を認める。
- 緊急に処置・手術が必要な合併症はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [114A053]←[国試_114]→[114A055]
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