- 65歳の女性。下腿浮腫を主訴に来院した。1か月前から下腿浮腫と軽度の労作時呼吸困難感があり改善しないため受診した。体温 36.5℃。脈拍 72/分、整。血圧 110/80mmHg。呼吸数 14/分。SpO2 95%(room air)。心音は微弱で拡張早期過剰心音を聴取する。呼吸音に異常を認めない。両側に著明な下腿浮腫を認める。胸部CT(別冊No.18A)及び右心カテーテル所見(別冊No.18B、C)を別に示す。
- 治療で選択すべきなのはどれか。
[正答]
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[★]
- 78歳の女性。右膝の痛みと腫れを主訴に来院した。2日前から誘因なく同部に痛みと腫れがあるため受診した。体温 37.6℃。脈拍 88/分、整。血圧 130/70mmHg。呼吸数 14/分。右膝に膝蓋跳動があり、自発痛、発赤および熱感を認める。右膝関節単純エックス線写真で異常を認めない。尿所見:蛋白(-)、糖(-)、潜血(-)、細菌(-)、沈渣に白血球を認めない。血液所見:赤血球 456万、Hb 12.6g/dL、Ht 41%、白血球 12,300(分葉核好中球 76%、好酸球 2%、好塩基球 1%、単球 8%、リンパ球 13%)、血小板 16万。血液生化学所見:総蛋白 6.8g/dL、アルブミン 3.2g/dL、総ビリルビン 1.0mg/dL、AST 20U/L、ALT 15U/L、LD 220U/L(基準 120~245)、ALP 290U/L(基準 115~359)、尿素窒素 20mg/dL、クレアチニン 0.9mg/dL、尿酸 4.7mg/dL、血糖 112mg/dL。CRP 8.6mg/dL。
- 次に行うべき対応はどれか。
- a 関節液検査
- b 膝関節造影CT
- c 下肢ギプス包帯固定
- d 広域抗菌薬の点滴静注
- e 副腎皮質ステロイドの関節内投与
[正答]
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[★]
- 74歳の女性。動悸を主訴に来院した。今朝?時ころに突然、激しい動悸を自覚した。ソファーに横になり様子をみていたが、30分経っても症状が治まらず、不安感が強くなったため受診した。既往歴として高血圧症と両側頸動脈に動脈硬化性の狭窄を指摘されている。意識は清明。体温 36.6℃。脈拍 168/分、整。血圧 132/88mmHg。呼吸数 18/分。SpO2 98%(room air)。心音と呼吸音とに異常を認めない。心電図ではQRS幅の狭い波形による、規則正しい頻拍を認める。
- 対応として適切でないのはどれか。
[正答]
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