- 47歳の男性。右後足部痛を主訴に来院した。テニスの練習中に右足関節を後方から蹴られたような感じとともに断裂音を自覚し、右後足部痛が出現した。歩行は可能であるが、右足のつま先立ちはできない。
- この患者にあてはまるのはどれか。
- a 手術治療の適応はない。
- b 足関節の自動運動ができない。
- c 足関節前後方向の不安定性が生じる。
- d 下腿三頭筋の把握テストで足関節が底屈する。
- e 保存療法として足関節背屈制限装具を用いる。
[正答]
※国試ナビ4※ [114D030]←[国試_114]→[114D032]
★リンクテーブル★
[★]
- 25歳の男性。倦怠感と四肢の紫斑を主訴に来院した。1か月前から倦怠感、2週前から四肢の紫斑が出現し、改善しないため受診した。既往歴に特記すべきことはない。身長 172cm、体重 58kg。体温 37.2℃。脈拍 96/分、整。血圧 132/82mmHg。胸骨右縁に収縮期駆出性雑音を聴取する。呼吸音に異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。浮腫を認めない。血液所見:赤血球 190万、Hb 6.6g/dL、Ht 19%、網赤血球 0.7%、白血球 1,600(好中球 11%、好酸球 3%、好塩基球 2%、単球 9%、リンパ球 75%)、血小板 0.7万。血液生化学所見:総蛋白 6.7g/dL、アルブミン 4.7g/dL、総ビリルビン 0.8mg/dL、直接ビリルビン 0.2mg/dL、AST 25U/L、ALT 29U/L、LD 154U/L(基準 120~245)、尿素窒素 15mg/dL、クレアチニン 0.6mg/dL、尿酸 5.8mg/dL。骨髄血塗抹May-Giemsa染色標本に芽球の増加はなく、3血球系に異形成を認めない。染色体分析では46,XY。骨髄組織のH-E染色標本(別冊No. 13)を別に示す。
- 適応でない薬剤はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [114D031]←[国試_114]→[114D033]
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- 47歳の女性。後頸部のこり感と左手のしびれを主訴に来院した。1か月前から家事をする際に左示指と中指とにしびれを自覚するようになったという。20年前から関節リウマチで投薬を受けている。握力は右16kg、左14kg。両手にボタンホール変形を認める。左示指と中指とに軽度の感覚鈍麻を認める。下肢の筋力は徒手筋力テストで5である。腱反射に異常を認めない。歩行障害を認めない。入院治療については、次男の受験を控えていることから家族内で相談したいとの希望があったため、頸椎カラーを処方した。頸椎エックス線写真(別冊No.12A~C)を別に示す。
- 生活指導で正しいのはどれか。
- a 「枕は低いものを使用してくだい」
- b 「洗顔時は頸椎カラーを外してください」
- c 「頸部周囲筋のマッサージをお勧めします」
- d 「左上肢はできるだけ使わないでください」
- e 「起き上がる時は上半身の反動を利用してください」
[正答]
※国試ナビ4※ [114D029]←[国試_114]→[114D031]
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