- 42歳の女性。発熱および悪寒戦慄が出現し、ぐったりしていたため家人に連れられて来院した。昨日の夕方に悪寒戦慄を伴う発熱が出現したため受診した。咽頭痛、咳、痰および鼻汁はない。悪心、嘔吐、腹痛および下痢はなく、頻尿や排尿時痛もない。周囲に同様の症状の人はいない。小児期からアトピー性皮膚炎があり、数日前から皮膚の状態が悪化し全身に掻痒感があり掻破しているという。意識レベルはJCSⅠ-2。体温 39.2℃。脈拍 112/分、整。血圧 86/58mmHg。呼吸数 28/分。心音と呼吸音とに異常を認めない。口腔内と咽頭とに異常を認めない。両側背部の叩打痛はない。顔面、体幹部、両側上肢および両側膝の背面部で紅斑、色素沈着、鱗屑および落屑を認める。また、同部に多数の掻破痕および一部痂皮を認める。
- 最も適切な検査はどれか。
- a 尿培養
- b 血液培養
- c 喀痰Gram染色
- d 麻疹抗体価測定
- e インフルエンザ迅速検査
[正答]
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- 日齢0の新生児。在胎39週5日、経腟分娩で出生した。啼泣が弱く、保温および口腔内の羊水の吸引と皮膚への刺激を行った。出生後30秒の時点で自発呼吸を認めず、心拍数 110/分であった。
- まず行うべき対応はどれか。
- a 気管挿管
- b 胸骨圧迫
- c 生理食塩液の静脈内投与
- d アドレナリンの静脈内投与
- e バッグバルブマスクによる人工呼吸
[正答]
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[正答]
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