- 64歳の男性。めまい、頭痛および嘔吐後の意識障害のため救急車で救命救急センターに搬入された。突然の回転性めまいと頭痛を訴えた後に嘔吐した。意識レベルはJCSⅡ-30。心拍数 96/分、整。血圧 198/112mmHg。呼吸数 18/分。SpO2 96%(マスク 6L/分酸素投与下)。瞳孔径は両側4mmで対光反射は両側で遅延している。乳酸リンゲル液を輸液中である。頭部CT(別冊No. 7)を別に示す。
- この時点で投与すべきなのはどれか。
[正答]
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★リンクテーブル★
[★]
- 78歳の女性。Alzheimer型認知症と骨粗鬆症があり、グループホームに入所中である。月に1回の訪問診療、週に1回の訪問看護を受けている。昨夜から39.0℃の発熱と湿性咳嗽があり呼吸困難を訴えていると、今朝、施設の介護福祉士から病院へ連絡が入った。電話を受けた看護師がバイタルサインを聞いたところ、JCSⅡ-10。体温 39.8℃。脈拍120/分、整。血圧 78/60mmHg。呼吸数 30/分であった。
- この情報を受け取った担当医が指示する内容として適切なのはどれか。
- a NSAIDを服用するように指示する。
- b 直ちに救急搬送するように指示する。
- c 午前の外来診療終了後に再度連絡させる。
- d 水分を十分に摂り、安静にするように伝える。
- e 定期訪問診療を予定している明日まで様子をみるように伝える。
[正答]
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- 68歳の男性。ふらつきを主訴に来院した。10年前に胃癌で胃全摘術を受けている。3か月前から歩行時のふらつきを自覚し、特に階段を降りるときに足元を確認しないとよろけることがあった。1か月前から両足にじんじんとしびれる感じを自覚するようになったという。今朝、洗顔時にふらついて洗面台に頭をぶつけたため受診した。眼球運動は正常で眼振は認めない。上肢の腱反射は正常である。膝蓋腱反射は亢進しているが、アキレス腱反射は低下している。立位で体幹の動揺があり閉眼時に増強する。
- 想定される障害部位はどれか。
[正答]
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