- 28歳の初妊婦(1妊0産)。妊娠12週に妊婦健康診査のため来院した。妊娠8週に妊娠のため受診し、妊娠初期血液検査を受けた。以後、悪阻や性器出血等の症状はない。生来健康である。母がB型肝炎ウイルスのキャリアであるという。身長 156cm、体重 55kg。尿所見:蛋白(-)、糖(-)。腹部超音波検査で胎児に異常を認めない。4週前の血液検査でHBs抗原陽性、HBe抗原陽性が判明した。
- 適切な説明はどれか。
- a 「人工妊娠中絶が必要です」
- b 「母乳栄養は避けましょう」
- c 「今すぐB型肝炎ワクチンを接種しましょう」
- d 「妊娠中に赤ちゃんにウイルスが感染する可能性が高いです」
- e 「出産後、赤ちゃんに抗HBsヒト免疫グロブリンを接種しましょう」
[正答]
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★リンクテーブル★
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- 73歳の女性。入院中の患者の鼻出血について病棟看護師から救急外来に相談があった。午前2時ころから右鼻出血があり、ティッシュペーパーを鼻腔に詰めて10分間様子をみたが、止血しないため電話したという。10年前から高血圧症で降圧薬を服薬中であるが、抗血小板薬と抗凝固薬は内服していない。体温 36.0℃。脈拍 76/分、整。血圧 120/70mmHg。
- 救急外来の医師が診察する前に、病棟看護師が患者に指示する内容として適切なのはどれか。
- a 「鼻根部を温めましょう」
- b 「仰向けに寝てください」
- c 「今すぐ降圧薬を内服しましょう」
- d 「血は吐き出さずに飲み込んでください」
- e 「座ってうつむいて鼻を強くつまんでください」
[正答]
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[★]
- 45歳の男性。嗄声を主訴に来院した。2年前から誘因なく嗄声が出現し、咽喉異物感と慢性的な咳が続いているという。喫煙歴と飲酒歴はない。白色光による喉頭内視鏡像(別冊No.10A、B)及び狭帯域光による喉頭内視鏡像(別冊No.10C)を別に示す。
- 最も考えられるのはどれか。
[正答]
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