- 日齢Oの新生児。妊娠31週から胎児発育不全を指摘されていた。在胎38週に体重1,890gで出生した。低出生体重児のためNICUに入院した。啼泣は弱かったが多呼吸のため保育器内に収容して酸素を投与した。眼裂狭小、小さな口、小下顎などの特徴的顔貌を認めた。また、手指の重合と屈曲拘縮、ゆり椅子状の足底を認めた。全身の筋緊張は亢進していた。
- この患児にあてはまるのはどれか。
- a 生命予後は良い。
- b 発達遅滞をきたす。
- c 心疾患は合併しにくい。
- d 急性白血病を合併しやすい。
- e 甲高い泣き声が特徴的である。
[正答]
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- 42歳の男性。喘鳴を主訴に来院した。幼児期に気管支喘息を発症したが、12歳以降は喘息発作もなく過ごしていた。半年前から再び発作が生じるようになったため受診した。アレルギー性鼻炎の既往はない。吸入副腎皮質ステロイド薬、吸入長時間作用性β2刺激薬、吸入長時間作用性抗コリン薬、ロイコトリエン受容体拮抗薬、テオフィリン徐放薬で治療したところ最近症状が落ち着き、減薬を考慮している。血液所見:赤血球 430万、Hb 14.5g/dL、白血球 7,800(分葉核好中球 63%、好酸球 10%、好塩基球 1%、単球 5%、リンパ球 21%)、血小板 25万。特異的IgE抗体は全て陰性。
- 治療方針として、中止すべきでないのはどれか。
- a テオフィリン徐放薬
- b 吸入副腎皮質ステロイド薬
- c 吸入長時間作用性β2刺激薬
- d 吸入長時間作用性抗コリン薬
- e ロイコトリエン受容体拮抗薬
[正答]
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- 67歳の男性。左眼痛と視力低下を主訴に来院した。7日前に植木のせん定をしていた時に、木の枝が左眼に当たったという。翌日から左眼痛と視力低下を自覚し、次第に症状が悪化した。左眼の前眼部写真(別冊No. 24)を別に示す。左眼の視力は眼前手動弁。眼圧は右16mmHg、左18mmHg。
- 最初に病変を生じた部位はどれか。
[正答]
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