- 74歳の女性。動悸を主訴に来院した。今朝?時ころに突然、激しい動悸を自覚した。ソファーに横になり様子をみていたが、30分経っても症状が治まらず、不安感が強くなったため受診した。既往歴として高血圧症と両側頸動脈に動脈硬化性の狭窄を指摘されている。意識は清明。体温 36.6℃。脈拍 168/分、整。血圧 132/88mmHg。呼吸数 18/分。SpO2 98%(room air)。心音と呼吸音とに異常を認めない。心電図ではQRS幅の狭い波形による、規則正しい頻拍を認める。
- 対応として適切でないのはどれか。
[正答]
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★リンクテーブル★
[★]
- 1歳の男児。発熱と皮疹を主訴に母親に連れられて来院した。4日前から38~39℃の発熱が続き、今朝、母親が皮疹に気付いたという。体温 39.3℃。脈拍 140/分、整。受診時の患児の背部の写真(別冊No. 17)を別に示す。両側眼球結膜に充血を認める。口唇に発赤を認める。両側頸部に径2cmのリンパ節を数個ずつ触知する。四肢末端に紅斑と浮腫を認める。心音と呼吸音とに異常を認めない。血液所見:赤血球 410万、Hb 11.7g/dL、Ht 36%、白血球 13,600(桿状核好中球 6%、分葉核好中球 61%、単球 4%、リンパ球 29%)、血小板 41万、フィブリノゲン 860mg/dL(基準 186~355)。血液生化学所見:総蛋白 6.0g/dL、アルブミン 3.0g/dL、AST 240U/L、ALT 195U/L。CRP 4.2mg/dL。心エコー検査で異常所見を認めない。入院の上、標準的治療を行うこととした。
- 治療効果判定に使用する所見はどれか。
- a 発熱
- b 体幹の皮疹
- c 眼球結膜充血
- d 頸部リンパ節腫脹
- e 四肢末端の紅斑・浮腫
[正答]
※国試ナビ4※ [114D038]←[国試_114]→[114D040]
[★]
- 65歳の女性。下腿浮腫を主訴に来院した。1か月前から下腿浮腫と軽度の労作時呼吸困難感があり改善しないため受診した。体温 36.5℃。脈拍 72/分、整。血圧 110/80mmHg。呼吸数 14/分。SpO2 95%(room air)。心音は微弱で拡張早期過剰心音を聴取する。呼吸音に異常を認めない。両側に著明な下腿浮腫を認める。胸部CT(別冊No.18A)及び右心カテーテル所見(別冊No.18B、C)を別に示す。
- 治療で選択すべきなのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [114D040]←[国試_114]→[114D042]
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