- 67歳の男性。2か月前から持続する心窩部痛と背部痛を主訴に来院した。3か月間で体重が10kg減少している。意識は清明。腹部は平坦で、心窩部に径5cmの固い腫瘤を触知する。血液所見:赤血球 395万、Hb 12.9g/dL、Ht 38%、白血球 8,100。血液生化学所見:総蛋白 6.7g/dL、総ビリルビン 0.7mg/dL、AST 44U/L、ALT 41U/L、ALP 522U/L(基準 115~359)、γ-GTP 164U/L(基準 8~50)、アミラーゼ 51U/L(基準 37~160)、尿素窒素 13mg/dL、クレアチニン 0.8mg/dL。CEA 758ng/mL(基準 5以下)、CA19-9 950U/mL(基準 37以下)。腹部造影CT(別冊No. 32)を別に示す。
- 治療として適切なのはどれか。2つ選べ。
[正答]
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★リンクテーブル★
[★]
- 44歳の女性。紅斑、全身倦怠感および食欲不振を主訴に来院した。1か月前から掻痒を伴う紅斑が四肢に出現したため皮膚科を受診し、抗アレルギー薬と副腎皮質ステロイド外用薬を処方されたが改善せず、紅斑は体幹にも広がった。同時に全身倦怠感と食欲不振も出現したため受診した。父親が血液疾患で死亡。体温 38.5℃。脈拍 96/分、整。全身に紅斑を認める。両側の頸部、腋窩および鼠径部に径1~2cmのリンパ節を6個触知する。血液所見:赤血球466万、Hb 14.4g/dL、Ht 44%、白血球 12,900(異常リンパ球 25%)、血小板 23万。血液生化学所見:総蛋白 6.0g/dL、アルブミン 3.0g/dL、総ビリルビン 0.3mg/dL、AST 28U/L、ALT 15U/L、LD 1,600U/L(基準 176~353)、尿素窒素 24mg/dL、クレアチニン 1.3mg/dL、空腹時血糖 90mg/dL、Na 140mEq/L、K 4.1mEq/L、Cl 102mEq/L、Ca 12.3mg/dL。背部の皮疹(別冊No. 33A)及び末梢血塗抹May-Giemsa染色標本(別冊No. 33B)を別に示す。
- 行うべき治療はどれか。3つ選べ。
[正答]
※国試ナビ4※ [113A072]←[国試_113]→[113A074]
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- 35歳の経産婦(3妊2産)。妊娠33週に周産期管理目的で、自宅近くの産科診療所から紹介され受診した。既往歴は、30歳時および32歳時に、それぞれ骨盤位および既往帝王切開の適応で選択的帝王切開。身長 156cm、体重 56kg(妊娠前体重 48kg)。体温 36.8℃。脈拍 84/分、整。血圧 108/76mmHg。現時点で自覚症状はなく、胎児心拍数陣痛図で異常を認めない。骨盤MRIのT2強調像(別冊No. 31)を別に示す。
- 考えられるのはどれか。2つ選べ。
[正答]
※国試ナビ4※ [113A070]←[国試_113]→[113A072]
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