- 75歳の女性。外陰部の違和感と不正性器出血を主訴に来院した。発熱はなく痒みや痛みもない。52歳で閉経。左大陰唇外側に辺縁が隆起し中央に潰瘍を形成した腫瘤を認める。左外側に鼠径リンパ節を触知する。外陰部の写真(別冊No. 19)を別に示す。
- 考えられるのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [113A049]←[国試_113]→[113A051]
★リンクテーブル★
[★]
- 56歳の女性。頭痛と発熱を主訴に来院した。2週間前に山菜採りに行き、その数日後から右耳介後部に水疱が出現した。4日前から頭痛と発熱が出現し、3日前に自宅近くの診療所を受診しセフェム系抗菌薬を処方されたが症状は改善しなかった。昨日から全身に発疹が出現した。既往歴に特記すべきことはない。喫煙歴はない。海外渡航歴はなく、ペット飼育歴もない。意識は清明。体温 40.1℃。脈拍 108/分、整。血圧 150/82mmHg。呼吸数 24/分。SpO2 96%(room air)。眼瞼結膜に異常を認めない。眼球結膜に充血を認める。口腔内粘膜に異常を認めない。頸部にリンパ節腫大を認めない。項部硬直を認めない。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。体幹部に赤色の小丘疹が散在しているが、癒合傾向を認めない。右耳介後面下部の写真(別冊No. 20)を別に示す。血液所見:赤血球 497万、Hb 14.8g/dL、Ht 46%、白血球 2,400(分葉核好中球 75%、好酸球 0%、好塩基球 1%、単球 3%、リンパ球 21%、異型リンパ球 0%)、血小板 11万。血液生化学所見:総蛋白 6.5g/dL、アルブミン 3.8g/dL、総ビリルビン 1.6mg/dL、AST 500U/L、ALT 275U/L、LD 881U/L(基準 176~353)、ALP 1,477U/L(基準 115~359)、γ-GTP 326U/L(基準 8~50)、アミラーゼ 73U/L(基準 37~160)、CK 86U/L(基準 30~140)、尿素窒素 10mg/dL、クレアチニン 0.7mg/dL。CRP 5.3mg/dL。
- 最も考えられる疾患はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [113A050]←[国試_113]→[113A052]
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- 24歳の女性。不正性器出血を主訴に来院した。月経終了2日後から少量の出血が始まり10日間持続したため来院した。月経周期40~90日、不整、持続5日間。身長 162cm、体重 74kg。体温 36.5℃。脈拍 72/分、整。血圧 122/68mmHg。呼吸数 18/分。内診で子宮は正常大で軟、圧痛を認めない。外子宮口に少量の血液を認める。両側付属器に異常を認めない。
- この時点での検査として適切でないのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [113A048]←[国試_113]→[113A050]
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