★リンクテーブル★
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- 6歳の男児。落ち着きのなさを心配した父親に連れられて来院した。在胎 38週、出生体重 3,422gで仮死なく出生した。乳幼児期の発達には明らかな遅れを指摘されたことはない。現在幼稚園の年長組であるが、集団での移動中に興味があるものに気を取られて飛び出してしまうことが時々ある。順番待ちが苦手で、順番を守れずに同じクラスの子どもとけんかになることがある。また、先生の話をじっと聞いていることができず、勝手に部屋を出ていくこともある。怒られると感情を爆発させ、手を出してしまうこともある。しかし、落ち着いているときは会話も上手にでき、自分の名前をひらがなで書くことができる。人懐っこく、集団での遊びが好きである。神経診察を含む身体所見に明らかな異常を認めない。
- 父親への説明として適切なのはどれか。
- a 「危険を防ぐため行動を制限しましょう」
- b 「家庭でもっと厳しくしつけをしましょう」
- c 「まず症状を抑えるお薬を内服しましょう」
- d 「特に問題はないので通院の必要はありません」
- e 「完璧を求めすぎず自信を失わせないよう配慮しましょう」
[正答]
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- 50歳の女性。発熱と呼吸困難を主訴に受診した。半年前に血痰を認め、胸部エックス線で左下肺野に空洞を形成する肺アスペルギルス症と診断された。抗真菌薬で加療されていたが、血痰が軽快しないために、2週間前に左肺下葉切除術が施行され、1週間前に退院した。昨日から発熱、呼吸困難を自覚したため、救急外来を受診した。20歳時に肺結核の治療歴がある。体温 38.7℃。脈拍 120/分、整。血圧 102/60mmHg。呼吸数 24/分。SpO2 94%(room air)。胸部エックス線写真(半年前:別冊No. 9A、今回:別冊No. 9B)を別に示す。
- 行うべき処置はどれか。
[正答]
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