- 65歳の男性。大腸ポリープの治療のため入院した。
- 現病歴:1か月前の大腸内視鏡検査でポリープを指摘され、内視鏡的ポリペクトミーが予定された。
- 既往歴:8年前から副鼻腔炎。5年前から心房細動、高血圧症および脂質異常症。3年前に2型糖尿病と診断され、インスリンを毎食前に自己注射している。
- 生活歴:妻と2人暮らし。喫煙歴はない。飲酒は機会飲酒。
- 家族歴:5歳年上の兄が55歳時に狭心症。
- 現症:身長 173cm、体重 68kg。体温 36.1℃。脈拍 80/分、不整。血圧 140/74mmHg。呼吸数 14/分。眼瞼結膜に貧血を認めない。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。
- 内視鏡的ポリペクトミーに際し、特に気を付けるべき内服薬はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [113F067]←[国試_113]→[113F069]
★リンクテーブル★
[★]
- 65歳の男性。大腸ポリープの治療のため入院した。
- 現病歴:1か月前の大腸内視鏡検査でポリープを指摘され、内視鏡的ポリペクトミーが予定された。
- 既往歴:8年前から副鼻腔炎。5年前から心房細動、高血圧症および脂質異常症。3年前に2型糖尿病と診断され、インスリンを毎食前に自己注射している。
- 生活歴:妻と2人暮らし。喫煙歴はない。飲酒は機会飲酒。
- 家族歴:5歳年上の兄が55歳時に狭心症。
- 現症:身長 173cm、体重 68kg。体温 36.1℃。脈拍 80/分、不整。血圧 140/74mmHg。呼吸数 14/分。眼瞼結膜に貧血を認めない。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。
- 治療日に朝から絶食で腸管洗浄液を内服して頻回の排便を行っていた。その後、病棟の廊下でうずくまっているところを看護師に発見された。
- 現症:呼びかけには返答がある。体温 36.2℃。脈拍 96/分、不整。血圧 146/84mmHg。呼吸数 20/分。眼瞼結膜に貧血を認めない。顔面は蒼白で発汗を認める。頸静脈の怒張を認めない。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦、軟。血便を認めない。四肢に麻痺や弛緩を認めない。簡易測定した血糖値が45mg/dLであり、50%ブドウ糖20mLを静注した。
- 対応として適切でないのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [113F068]←[国試_113]→[113F070]
[★]
- 50歳の女性。活動の低下を心配した夫に伴われて来院した。2か月前から朝起床はするが、朝食の準備ができず、ぼんやりと座っているようになった。それまで見ていたニュースや新聞を見なくなり、買い物には行くが、献立を決められず、何も買わずに帰ってくる状態であった。2週間前からは洗濯や掃除などの家事が全くできなくなったため、夫に伴われて受診した。意識は清明。見当識と記憶に異常は認めない。身体所見に異常を認めない。
- この患者にみられることが予想される訴えはどれか。2つ選べ。
- a 「自分のせいで家族に迷惑をかけています」
- b 「急に頭の中が真っ白になってしまいます」
- c 「テレビドラマをみると感動して涙ぐんでしまいます」
- d 「物事に何か裏の意味があるように感じられ不気味です」
- e 「趣味や好きだったことが少しも楽しめなくなりました」
[正答]
※国試ナビ4※ [113F066]←[国試_113]→[113F068]
[★]