- 16歳の女子。健診で尿潜血陽性を指摘され来院した。来院時尿所見:黄褐色で軽度混濁、比重 1.020、pH 8.0、蛋白 (±)、糖 (-)、潜血 (±)、沈渣は赤血球 1未満/HPF、白血球 5~9/HPF、扁平上皮細胞 5~9/HPF、硝子円柱 1~4/WF(全視野)。
- 尿所見の評価について正しいのはどれか。
- a 膿尿はない。
- b 血尿はない。
- c 希釈尿である。
- d 酸性尿である。
- e 病的円柱がある。
[正答]
※国試ナビ4※ [113E037]←[国試_113]→[113E039]
★リンクテーブル★
[★]
- 4歳の男児。繰り返す嘔吐を心配した母親に連れられて来院した。1か月前から時々起床後に突然の嘔吐がみられていた。1週間前から毎日起床後に嘔吐がみられるようになり、今朝から呼びかけに対する反応がやや鈍くなったため受診した。下痢や体重の減少は認めない。嘔吐の回数が増えるにつれ、転びやすくなったとのことである。意識レベルはJCSⅠ-1。体温 36.7℃。心拍数 100/分、整。血圧 80/50mmHg。呼吸数 36/分。SpO2 98%(room air)。毛細血管再充満時間 2秒未満。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。腸雑音に異常を認めない。腱反射に異常を認めない。坐位で体幹動揺を認める。指鼻試験は拙劣で、眼振と変換運動障害を認める。眼底鏡による観察で両側うっ血乳頭を認める。
- 次に行う検査として適切なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [113E036]←[国試_113]→[113E038]
[★]
- 66歳の男性。5年前から前立腺癌で治療中である。半年前に腰椎と右肋骨に転移が確認され、最近、腰痛を自覚するようになった。疼痛以外の自覚症状はない。
- 疼痛緩和のために、まず投与すべきなのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [113E038]←[国試_113]→[113E040]
[★]