- 23歳の女性。入社時の健康診断の胸部エックス線写真で異常陰影を指摘されたため産業医から紹介受診となった。自覚症状はない。喫煙歴はない。胸部エックス線写真(別冊No. 28A、B)を別に示す。
- 次に行うべき検査はどれか。2つ選べ。
[正答]
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[★]
- 64歳の女性。歩行困難のため救急車で搬入された。1週間前から歩きづらさを自覚していた。本日起床してから歩行不能となったため救急車を要請した。60歳時に右乳癌で右乳房切除術。生活歴および家族歴に特記すべきことはない。搬入時、意識は清明。体温 36.3℃。心拍数 72/分、整。血圧 114/62mmHg。呼吸数 16/分。SpO2 97%(room air)。徒手筋力テストで両下肢筋力は0~1。腋窩以下体幹と両下肢に感覚障害があり、上位胸椎棘突起に叩打痛を認める。血液所見:赤血球 413万、Hb 12.0g/dL、白血球 7,200、血小板 27万。血液生化学所見:総蛋白 7.3g/dL、アルブミン 4.2g/dL、尿素窒素 13mg/dL、クレアチニン 0.8mg/dL、AST 40U/L、ALT 24U/L、LD 768U/L(基準 176~353)、ALP 997U/L(基準 115~359)、Na 144mEq/L、K 4.8mEq/L、Cl 105mEq/L。CRP 1.4mg/dL。胸椎エックス線写真(別冊No. 29A)、頸胸椎MRIのT2強調矢状断像(別冊No. 29B)及び第3胸椎レベルの水平断像(別冊No. 29C)を別に示す。
- まず検討すべきなのはどれか。2つ選べ。
- a 除圧固定術
- b 放射線照射
- c 抗癌化学療法
- d 残存機能訓練
- e 体幹ギプス固定
[正答]
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- 82歳の男性。咳嗽と微熱を主訴に来院した。4か月前に咳嗽と微熱が出現したため、3か月前に自宅近くの診療所を受診した。キノロン系抗菌薬を1週間処方され解熱した。2週間前に同症状が再燃したため再び受診し、同じキノロン系抗菌薬の内服で改善した。3日前から再度、咳嗽と微熱、さらに喀痰が出現したが自宅近くの診療所が休診であったため受診した。喀痰検査で結核菌が検出された。
- 対応として適切なのはどれか。2つ選べ。
- a 直ちに保健所に届出を行う。
- b 患者にN95マスクを装着させる。
- c 広域セフェム系抗菌薬に変更する。
- d キノロン系抗菌薬を点滴で再開する。
- e 最近4か月の間に接触した人について聴取する。
[正答]
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