★リンクテーブル★
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- 82歳の男性。頻回の嘔吐を主訴に救急車で搬入された。10年以上前から胆嚢結石症と診断されていたが無症状のため経過観察となっていた。昨日の昼食時に食物残渣が混じった嘔吐が2回あり、夕食は摂取しなかった。深夜になっても嘔吐を3回繰り返したため救急車を要請した。体温 36.8℃。心拍数 100/分、整。血圧 100/58mmHg。呼吸数 20/分。腹部は膨満し、心窩部から臍周囲に圧痛を認めるが、筋性防御を認めない。聴診で金属音を聴取する。血液所見:赤血球 395万、Hb 12.4g/dL、Ht 37%、白血球 12,600、血小板 18万。血液生化学所見:総蛋白 6.6g/dL、アルブミン 3.3g/dL、総ビリルビン 1.4mg/dL、AST 18U/L、ALT 8U/L、尿素窒素 38mg/dL、クレアチニン 1.8mg/dL。発症年前の腹部単純CT(別冊No.16A)及び今回の腹部単純CT(別冊No.16B)を別に示す。
- 適切な治療はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [113D042]←[国試_113]→[113D044]
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- 11か月の乳児。誤飲のため救急車で搬入された。17時30分にパッケージから出したばかりのリチウム電池を飲み込んだという。直ちに父親が救急車を要請した。搬入時には児の機嫌は良く、顔色は良好である。努力呼吸を認めず、呼吸音に異常を認めない。18時30分に撮影した胸腹部エックス線写真(別冊No. 17)を別に示す。緊急で内視鏡的摘出術を行うこととした。
- 緊急で内視鏡的摘出を行う主な理由はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [113D044]←[国試_113]→[113D046]
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