- 24歳の女性。発熱と頸部腫瘤を主訴に来院した。2か月前から左頸部腫瘤を自覚していた。2週間前に発熱と寝汗が出現し、改善しないため受診した。6か月で7kgの体重減少があった。体温 37.8℃。脈拍 96/分、整。左頸部、左鎖骨上窩および両側鼠径部に弾性硬、圧痛のない径2~3cmのリンパ節を4個触知する。左頸部リンパ節の生検組織のH-E染色標本(別冊No. 6)を別に示す。免疫染色ではCD30陽性の細胞を認める。
- この患者に行う治療に含むべき薬剤はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [113C046]←[国試_113]→[113C048]
★リンクテーブル★
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- 71歳の女性。労作時呼吸困難の増悪を主訴に来院した。約10年前にCOPDと診断された。1年前からⅡ型呼吸不全をきたしたため在宅酸素療法(1L/分)を行っている。前回外来診察時には呼吸数20/分、SpO2 94%(鼻カニューラ 1L/分酸素投与下)であった。数日前より労作時呼吸困難が悪化したため、家族に付き添われて受診した。外来待合室で30分くらい前から居眠りをしていた。付き添いの家族が呼びかけに応答しないことに気付いて、看護師に声をかけた。脈拍 104/分、整。血圧 144/92mmHg。呼吸数 8/分。SpO2 91%。吸入酸素量を確認したところ、5L/分であった。家族によると、タクシーを降りてから待合室まで歩行したところ、呼吸が苦しくなったので本人が酸素量を増やしたとのことであった。
- 現時点で必要ないのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [113C045]←[国試_113]→[113C047]
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- 34歳の初産婦(1妊0産)。妊娠39週4日の午前6時に陣痛発来のため入院した。これまでの妊娠経過は順調であった。午後時に子宮口は全開大した。午後6時50分に破水し、内診で児頭下降度はSP+4cm、0時方向に小泉門を触知した。この時点での胎児心拍数陣痛図(別冊No. 7)を別に示す。
- 対応として最も適切なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [113C047]←[国試_113]→[113C049]
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