- 6歳の男児。低身長を心配した母親に連れられて来院した。受診時は身長 99.2cm、体重 19.0kg。骨盤位で、経腟分娩で出生した。出生時の身長は50.2cm、体重 3,520gであった。父の身長は174cm、母の身長は156cmである。患児の成長曲線(別冊No. 6)を別に示す。
- 母親への説明として適切なのはどれか。
- a 「直ちに成長ホルモンの薬を始めましょう」
- b 「体質的なものなので経過を観察しましょう」
- c 「これから身長が伸びることを期待しましょう」
- d 「成長に関わるホルモンの分泌を評価しましょう」
- e 「今後も身長の伸びが少なければ3年後に再度受診してください」
[正答]
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★リンクテーブル★
[★]
- 70歳の女性。胸背部痛のため救急車で搬入された。自宅で家事中に突然、胸背部痛を訴え、その後意識が低下したため夫が救急車を要請した。健診で血圧が高いと指摘されたことがある。ADLは自立しており、発症前の状態はいつもと変わりなかった。搬入時、意識レベルはJCS Ⅲ-100。心拍数 100/分、整。上肢の血圧は計測不能。下肢の血圧は70mmHg触診。呼吸数 30/分。SpO2計測不能。頸静脈の怒張を認める。橈骨動脈は両側とも微弱にしか触知しないが、両側頸動脈と両側大腿動脈は触知する。胸部聴診でⅠ音とⅡ音が減弱している。呼吸音に異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。四肢に網状皮斑を認める。
- 最も優先される検査はどれか。
- a 下肢静脈超音波検査
- b 心エコー検査
- c 胸椎MRI
- d 頭部CT
- e 胸部CT
[正答]
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[★]
- 35歳の女性。6か月前に右乳癌のため乳房部分切除を行った。現在は通院で抗癌化学療法を行っており病状は安定している。事務職として勤務していたが、手術後は休職している。本人から、現在復職に向けて職場に相談しており、病状や今後の治療について職場へ説明してほしいとの希望があった。患者の職場には嘱託の産業医がいる。
- 適切な対応はどれか。
- a 職場の同僚に説明する。
- b 職場の産業医に説明する。
- c 自分で説明するように伝える。
- d 労働基準監督署の許可が必要と伝える。
- e 家族の同意がないと職場に連絡できないと伝える。
[正答]
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