- 32歳の男性。左前胸部痛を主訴に来院した。4日前から38℃前後の発熱があり市販の総合感冒薬を服用していた。2日前から左前胸部に痛みを感じるようになったため心配になり受診した。痛みは持続性のじりじりする感じの痛みで、いつから症状があったかはっきりしないが、少しずつ症状が増悪してきており、現在は深く息を吸うとやや増強するという。心電図(別冊No. 3)を別に示す。
- 最も予想される聴診所見はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [113B028]←[国試_113]→[113B030]
★リンクテーブル★
[★]
- 60歳の男性。妻に黄疸を指摘され来院した。45歳時に糖尿病と診断され経口糖尿病薬を服用している。意識は清明。体温 36.8℃。脈拍 72/分、整。血圧 128/76mmHg。呼吸数 14/分。眼瞼結膜は軽度貧血様で、眼球結膜に黄染を認める。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦で、肝・脾を触知しない。右季肋部に軽度の圧痛を認める。下腿に浮腫を認めない。血液所見:赤血球 356万、Hb 10.8g/dL、Ht 35%、白血球 7,500、血小板 38万。血液生化学所見:総蛋白 7.2g/dL、アルブミン 4.2g/dL、総ビリルビン 5.8mg/dL、直接ビリルビン 3.7mg/dL、AST 48U/L、ALT 65U/L、ALP 689U/L(基準 115~359)、γ-GTP 243U/L(基準 8~50)、尿素窒素 45mg/dL、クレアチニン 3.5mg/dL、血糖 153mg/dL、HbA1c 7.4%(基準 4.6~6.2)。CRP 1.1mg/dL。
- まず行うべき検査はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [113B029]←[国試_113]→[113B031]
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- 23歳の女性。左乳房にしこりを自覚したため受診した。穿刺吸引細胞診および組織診の結果、乳癌と診断した。担当医は本人と母親に対して、検査結果と診断および今後の治療について説明することとなった。
- 悪い知らせを伝える際のSPIKESモデルの「P」に相当するのはどれか。
- a 防音性の高い個室で面談する。
- b さらに詳しい説明を希望するか尋ねる。
- c 今後の治療の選択肢について説明する。
- d 病気についての患者の理解度を確認する。
- e ショックを受けているであろう心情に寄り添う。
[正答]
※国試ナビ4※ [113B027]←[国試_113]→[113B029]
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