- 4か月の乳児。RSウイルス感染症による呼吸障害のため入院している。呼吸・心拍モニターのアラームが鳴ったため研修医、指導医および看護師で患児を診察に行ったところ全身にチアノーゼを認めた。気道確保をして呼吸を確認したが、自発呼吸を認めない。心電図モニターでは心静止である。末梢静脈路は確保されており、心肺蘇生の備品は病室に準備されている。
- 直ちに行うべきなのはどれか。
[正答]
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★リンクテーブル★
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- 11歳の男児。下腿の皮疹を主訴に母親に連れられて来院した。2日前から下腿に皮疹が出現し、昨日から腹痛および膝関節痛を訴えている。体重 37kg。体温 36.5℃。脈拍 80/分、整。呼吸数 20/分。両下腿に皮疹を認める。眼瞼結膜と眼球結膜とに異常を認めない。咽頭発赤なし。頸部リンパ節を触知しない。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦で臍周囲に軽度圧痛を認める。左下腿の写真(別冊No. 4)を別に示す。
- この患児で認められる皮膚所見はどれか。
- a 無疹部を加温すると皮疹が出現する。
- b 皮疹を摩擦すると容易にびらんを生じる。
- c 皮疹の上からガラス板で圧迫しても退色しない。
- d 皮疹を擦過すると擦過部に一致して膨疹が生じる。
- e 無疹部に紫外線を照射すると病変部と同じ皮疹が出現する。
[正答]
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- A 25-year-old man comes to your clinic complaining of abdominal pain for the past two days. Yesterday, the pain was periodic and located around the periumbilical area. Today the pain is persistent and located in the right lower quadrant. He feels feverish. He does not smoke or drink alcohol. His body temperature is 37.7℃, blood pressure is 126/62mmHg, and pulse rate is 94/min, regular.
- Which one of the following should be done next?
- a perform a CRP test
- b examine for peritoneal irritation
- c administer a broad-spectrum antibiotic
- d perform an abdominal CT with contrast
- e perform an upper gastrointestinal endoscopy
[正答]
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