- 14歳の男子。陰嚢の疼痛を主訴に来院した。午前0時に右陰嚢の疼痛が出現した。陰嚢の疼痛は増悪し、悪心と嘔吐がみられるようになったため、午前時に受診した。体温 37.1℃。脈拍 92/分、整。血圧 120/58mmHg。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。右陰嚢が発赤、腫脹し、触知すると激痛を訴える。尿所見:蛋白 (-)、糖 (-)、潜血 (-)、沈渣に赤血球を認めず、白血球 1~4/HPF。血液所見:赤血球 462万、Hb 13.6g/dL、Ht 39%、白血球 7,100、血小板 20万。血液生化学所見:総蛋白 6.8g/dL、アルブミン 4.0g/dL、AST 27U/L、ALT 14U/L、尿素窒素 9mg/dL、クレアチニン 0.7mg/dL。CRP 0.3mg/dL。陰嚢部の超音波像(別冊No. 12)を別に示す。
- 行うべき治療はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [113D036]←[国試_113]→[113D038]
★リンクテーブル★
[★]
- 67歳の男性。嚥下困難と体重減少を主訴に来院した。1か月前から嚥下困難を自覚していた。自宅近くの医療機関で行った上部消化管内視鏡検査で異常を指摘されたため受診した。体重は1か月で3kg減少している。既往歴に特記すべきことはない。喫煙は20本/日を40年間。飲酒は焼酎2合/日を42年間。身長 171cm、体重 67kg。脈拍 68/分、整。血圧 124/62mmHg。血液所見:赤血球 318万、Hb 10.5g/dL、Ht 31%、白血球 8,300、血小板 16万。上部消化管造影像(別冊 No.13A)及び上部消化管内視鏡像(別冊No.13B)を別に示す。
- 治療方針を決定するために有用でないのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [113D037]←[国試_113]→[113D039]
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- 55歳の女性。右膝関節痛を主訴に来院した。5年前関節リウマチを発症し、最近は抗IL-6受容体抗体の投与により、関節リウマチのコントロールは良好であった。数日前から右膝関節痛が生じたため受診した。体温 37.0℃。右膝に発赤、腫脹および熱感を認めるが、他の関節には腫脹、圧痛を認めない。血液所見:赤血球 380万、Hb 10.1g/dL、Ht 31%、白血球 9,800(桿状核球 16%、分葉核好中球 70%、単球 4%、リンパ球 10%)、血小板 23万。CRP 1.2mg/dL。
- 初期対応として適切なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [113D035]←[国試_113]→[113D037]
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