- 1歳の男児。停留精巣の手術のため手術室に入室した。麻酔はマスクで酸素と揮発性吸入麻酔薬を投与し、ゆっくりと入眠させる緩徐導入で行った。静脈路を確保し、気管挿管のため筋弛緩薬を静注したところ、突然心拍数が120/分から160/分に増加した。気管挿管時に開口障害があり、気管チューブの挿入に難渋した。人工呼吸開始後に尿道カテーテルを挿入したところ、赤褐色の尿が排出された。その後体温は急上昇し37.0℃から40.0℃になった。動脈血ガス分析で代謝性アシドーシスを認めた。
- 最も考えられるのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [113F055]←[国試_113]→[113F057]
★リンクテーブル★
[★]
- 64歳の男性。心停止のため救急車で搬入された。職場で突然倒れたため、同僚が救急車を要請した。救急隊到着時に隊員により心停止が確認され、心肺蘇生が開始された。現場で救急隊員によりAEDを用いて電気ショックが実施された。胸骨圧迫ならびにバッグバルブマスクを用いた人工呼吸、さらに2分おきに電気ショックを実施しながら、病院に到着した。搬入時、救急隊のストレッチャーから処置台に移動し、胸骨圧迫を継続した。
- 次に優先して行うべきなのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [113F056]←[国試_113]→[113F058]
[★]
- 68歳の女性。5か月前からしばしば眼痛、虹視および軽度の頭痛を自覚しており、精査を希望して来院した。視力は右 0.3(1.0×+2.5D)、左 0.2(1.0×+3.0D)。眼圧は右 19mmHg、左 24mmHg。左眼の細隙灯顕微鏡写真(別冊No. 10)を別に示す。
- 適切な対応はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [113F054]←[国試_113]→[113F056]
[★]