- 40歳の男性。風疹対策のポスターを見て来院した。風疹のワクチン接種は受けておらず感染歴は明らかではない。健康状態は良好で、既往歴に特記すべきことはない。本人はワクチン接種を希望している。
- 正しいのはどれか。
- a 免疫を獲得している可能性が高くワクチン接種は必要ない。
- b 他のワクチンを接種する場合は1週間以上の間隔をあける。
- c 副作用の可能性が高くワクチン接種は避けるべきである。
- d ワクチン接種に抗体価の測定は必須ではない。
- e 成人のワクチン接種は経口でも行える。
[正答]
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★リンクテーブル★
[★]
- 28歳の男性。本人から面談の申し出があり産業医を訪れた。職場でストレスチェックを行った際、高ストレス者として選定され、面談指導が勧奨されたという。3か月前に実施した定期健康診断では身長 172cm、体重 65kg。血圧 136/88mmHg。血液検査および生化学検査に異常を認めなかった。既往歴に特記すべきことはない。4か月前に新しい部署に異動し、それまでに経験のない対外折衝業務を担当することになったが、新しい業務になじめずにいた。上司や同僚ともあまり会話がなく、業務量も増加し、残業や休日出勤も必要となっていた。ここ1か月は、休日にも仕事のことが頭から離れなくなり、夜、なかなか寝付けず、朝も起きられないため、遅刻が目立つようになってきた。来所時の体重は 62kg。血圧 142/92mmHg。最近は、夫婦仲も悪化し、けんかが絶えないという。本人はストレスの原因は、不本意な人事異動にあると考えており、異動を強く希望している。
- 産業医がまず行う対応として適切なのはどれか。
- a 精神科受診を指示し面談を打ち切る。
- b ストレスについて業務上のことに限定して聞く。
- c 管理監督者を交えた3者面談を本人に提案する。
- d 異動できるよう、意見書を直ちに事業者に提出する。
- e 直ちにストレスチェックの結果を人事責任者に閲覧させる。
[正答]
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[★]
- 70歳の男性。労作時の呼吸困難を主訴に来院した。10年前から労作時の呼吸困難を自覚していたが、徐々に増強したため受診した。喘鳴の自覚はない。喫煙は40本/日を50年間。脈拍 72/分、整。血圧 128/74mmHg。呼吸数 16/分。心音と呼吸音とに異常を認めない。呼吸機能検査では1秒率の低下を認め、β2刺激薬の吸入で1秒率低下の改善を認めなかった。胸部エックス線写真(別冊No.2A)及び胸部CT(別冊No.2B)を別に示す。
- 対応として適切でないのはどれか。
[正答]
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