- 妊娠34週1日の初妊婦(1妊0産)。胎動減少を主訴に来院した。2日前の妊婦健診では特に異常は指摘されなかったが、昨日から胎動の減少を自覚しており、心配になって受診した。下腹部痛や子宮収縮の自覚はなく、性器出血や破水感の訴えもない。脈拍 72/分、整。血圧 124/72mmHg。呼吸数 18/分。来院後に施行した胎児心拍数陣痛図(別冊No. 12)を別に示す。
- 胎児の状態を評価するためにまず測定すべきなのはどれか。
- a 羊水指数(AFI)
- b 母体不規則抗体価
- c 羊水中ビリルビン濃度
- d 胎児中大脳動脈血流速度
- e 母体血中ヘモグロビンF濃度
[正答]
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★リンクテーブル★
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- 65歳の男性。健診の胸部エックス線写真で異常陰影を指摘されて来院した。18歳から35歳まで工場でボイラーの点検保守を行っており、その後は農業に従事している。喫煙は25本/日を40年間。身長 163cm、体重 72kg。体温 36.3℃。脈拍 72/分、整。血圧 102/68mmHg。呼吸数 16/分。SpO2 98%(room air)。心音に異常を認めない。呼吸音は両側下胸部で減弱している。胸部CTで胸膜プラークを認める。
- 原因となる曝露物質として考えられるのはどれか。
[正答]
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- 日齢0の新生児。在胎39週日、自然分娩で出生した。出生時啼泣はなく皮膚刺激を行ったが無呼吸のためバッグバルブマスクで換気を開始した。生後2分で自発呼吸が出現したため換気を中止した。生後5分の時点では全身にチアノーゼを認めた。心拍数 140/分。呼吸数 70/分。鼻腔内吸引によって強い咳嗽反射が出現した。手足をバタバタ動かしている。
- 生後5分のApgarスコアはどれか。
- a 10点
- b 8点
- c 6点
- d 4点
- e 2点
[正答]
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