★リンクテーブル★
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- 2か月の乳児。肛門部の異常に気付いた母親に連れられ来院した。排便回数は1日2回で、排便時やおむつの交換時に泣く。母乳を1日に8回飲み、哺乳力は良好である。体温 37.0℃。心拍数 100/分、整。血圧 80/50mmHg。呼吸数 20/分。腹部は軽度膨満し、肝を右肋骨弓下に2cm触知する。腸雑音に異常を認めない。肛門部の写真(別冊No. 11 )を別に示す。触れると軟らかく、痛がる様子がある。
- 母親に対する説明で正しいのはどれか。
- a 「先天性の疾患です」
- b 「腫瘍性の疾患です」
- c 「細菌感染が原因です」
- d 「排便時に力むことが原因です」
- e 「肛門が裂けることで生じます」
[正答]
※国試ナビ4※ [113F057]←[国試_113]→[113F059]
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- 1歳の男児。停留精巣の手術のため手術室に入室した。麻酔はマスクで酸素と揮発性吸入麻酔薬を投与し、ゆっくりと入眠させる緩徐導入で行った。静脈路を確保し、気管挿管のため筋弛緩薬を静注したところ、突然心拍数が120/分から160/分に増加した。気管挿管時に開口障害があり、気管チューブの挿入に難渋した。人工呼吸開始後に尿道カテーテルを挿入したところ、赤褐色の尿が排出された。その後体温は急上昇し37.0℃から40.0℃になった。動脈血ガス分析で代謝性アシドーシスを認めた。
- 最も考えられるのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [113F055]←[国試_113]→[113F057]
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