- 28歳の初産婦(1妊0産)。妊娠38週4日に自然陣痛初来後、順調に経過し、経腟分娩となった。分娩経過に異常は認めず、分娩後の出血量も少量で子宮収縮は良好である。児は3,240gの男児で新生児経過に異常はない。既往歴に統合失調症があり、24歳から複数の抗精神病薬を内服している。そのため、児への母乳栄養は希望していない。
- 乳汁分泌抑制のために投与する薬剤として正しいのはどれか。
[正答]
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[★]
- 70歳の男性。下腿の浮腫を主訴に来院した。30年前から健診で尿蛋白と尿潜血を指摘されていた。3年前から腎臓が悪いことを指摘されていたが医療機関を受診しなかった。3か月前から下腿に浮腫を自覚するようになったため受診した。身長 165cm、体重 60kg。脈拍 92/分、整。血圧 186/100mmHg。両下腿に浮腫を認める。尿所見:蛋白 3+、糖 (-)、潜血 2+、沈渣に多彩な変形赤血球と顆粒円柱を認める。随時尿の尿蛋白/クレアチニン比は2.5g/gクレアチニン(基準 0.15未満)。血液所見:赤血球 356万、Hb 10.8g/dL、Ht 32%、白血球 7,800、血小板 20万。血液生化学所見:総蛋白 6.5g/dL、アルブミン 3.0g/dL、尿素窒素 20mg/dL、クレアチニン 1.6mg/dL、eGFR 34mL/分/1.73m2、Na 138mEq/L、K 4.0mEq/L、Cl 104mEq/L。
- 適切な食事指導はどれか。
- a 高蛋白食
- b 多量の水分摂取
- c カリウム摂取制限
- d 1日10gの塩分制限
- e 1日25~35kcal/kgのエネルギー摂取
[正答]
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- 34歳の初産婦(1妊0産)。妊娠37週6日の午前0時に破水感があり、午前時に受診した。妊婦健康診査は妊娠8週から受けており、特に異常は指摘されていない。来院時、羊水の流出を認め、混濁はなかった。内診で子宮口は3cm開大していた。その後の分娩経過記録を以下に示す。
- 午前3時:子宮収縮は10分間隔、子宮口は5cm開大。
- 午前10時:子宮口は全開大。
- 午前11時:2,850gの女児を娩出。児娩出後、子宮収縮は不良で子宮底マッサージとオキシトシンの点滴投与を行ったが胎盤は自然娩出されず。
- 午前11時30分:胎盤用手剥離術により胎盤娩出。胎盤娩出後には子宮収縮は良好となり止血。分娩時の出血量は1,200mL。
- 正しいのはどれか。
- a 分娩の開始は午前0時である。
- b 適時破水である。
- c 分娩第1期は11時間である。
- d 分娩第3期は30分間である。
- e 分娩時出血量は正常範囲である。
[正答]
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