- 68歳の男性。嗄声を主訴に来院した。右声帯固定を伴う喉頭腫瘍が存在し、右頸部にリンパ節転移が認められた。生検の結果、扁平上皮癌と診断され、放射線治療、喉頭全摘術および右頸部郭清術を施行した。術後の頸部の写真(別冊No. 7)を別に示す。
- 正しいのはどれか。
[正答]
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★リンクテーブル★
[★]
- 45歳の女性。発熱、咳嗽および呼吸困難を主訴に来院した。1週間前の7月初めに咳嗽が出現し、3日前から37℃台の発熱があり、昨日から呼吸困難も伴ったため受診した。3年前から毎年6月初旬から8月にかけて同様の症状を起こし、昨年も入院加療している。3年前から築25年のアパートに暮らしており、室内には趣味の観葉植物が多くあるという。両側胸部にfine cracklesを聴取し、胸部エックス線写真ではびまん性散在性粒状陰影を認める。Trichosporon asahii特異抗体が陽性である。
- この患者で認められる可能性が低いのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [113A023]←[国試_113]→[113A025]
[★]
- 50歳の男性。地震によって倒壊した家屋に半日間下敷きになっているところを救出され、救急車で搬入された。左下肢に広範な挫滅とうっ血を認める。意識は清明。心拍数 100/分、整。血圧 102/50mmHg。血液検査結果は現時点で不明である。
- 直ちに行うべき治療として最も適切なのはどれか。
- a 生理食塩液の輸液
- b 赤血球液-LRの輸血
- c 新鮮凍結血漿の輸血
- d 0.45%食塩液の輸液
- e 5%ブドウ糖液の輸液
[正答]
※国試ナビ4※ [113A021]←[国試_113]→[113A023]
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