- 英
- masseter muscle (N,KH,KA)
- ラ
- musculus masseter, :masseter (K,KL)
- 関
- 咀嚼筋、咀嚼筋群、大唾液腺
起始
停止
機能
臨床関連
WordNet
- a large muscle that raises the lower jaw and is used in chewing
Wikipedia preview
出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2012/11/26 18:57:23」(JST)
[Wiki ja表示]
咬筋 |
|
分類 |
|
部位 |
|
ラテン名 |
musculus masseter |
英名 |
masseter muscle |
起始・経過 |
- 起始(浅部):頬骨弓前部及び中部
- 起始(深部):頬骨弓中部及び後部
- 付着部:下顎骨咬筋粗面
|
咬筋(こうきん)は筋肉の一種で骨格筋(随意筋)である。咀嚼筋の一つである。
人間においては浅部と深部に分かれており、浅部では起始が頬骨弓(側頭骨と頬骨で作る)の前2/3、停止が下顎骨咬筋粗面下部、深部では起始が頬骨弓の後ろ2/3で、停止が下顎骨咬筋粗面上部。第V脳神経である三叉神経の第三枝である下顎神経の枝の一つである咬筋神経に支配されている。この筋肉が収縮することで下顎骨が上に上がり、名前の通り咬むことができる。
目次
- 1 画像
- 2 参考文献
- 3 関連項目
- 4 外部リンク
|
画像
参考文献
この節は執筆中です。加筆、訂正して下さる協力者を求めています。
関連項目
外部リンク
この節は執筆中です。加筆、訂正して下さる協力者を求めています。
UpToDate Contents
全文を閲覧するには購読必要です。 To read the full text you will need to subscribe.
Japanese Journal
- 睡眠時ブラキシズムの発現特性-咬筋筋電図と心拍数による観察-
- 松井 孝介,倉知 正和,大森 俊和,藤枝 督史,野々垣 龍吾,日置 章博,太田 雅司,藤原 周,石神 元
- 岐阜歯科学会雑誌 37(3), 159-166, 2011-02-20
- … ブラキスト3名(B 群)と非ブラキスト3名(N 群)のブラキシズムの発現様相を咬筋筋活動(以下、EMG レベルとよぶ)から比較、検討した。 …
- NAID 110008138657
- 咬筋深部温からみた習慣性咀嚼側--顎機能障害の治療と予防のために
Related Links
- 2012年05月28日咬筋 1 まず口全体の力を抜いてください。上の歯と下の歯が離れるくらい口をあけたまま、唇を閉じます。 このとき、顎に力が入らないように注意してください。 2 両方の4本の指を、頬骨の下のくぼみ ...
- 【咬筋の起始・停止】 (起始) 浅部は、頬骨弓の前部から中部に付着。 深部は、頬... ... 筋肉.guide 腹筋などの筋肉(主に骨格筋)の名称・起始・停止・神経支配・絵を交えて全ての関係者及びアスリート及び縁ある皆様へお送ります
- なぜ日本人は、欧米人に比べて、小顔にみえないの?を徹底解明!「小顔矯正KIREI館」 ... 実は、顔肉や咬筋が原因であることも。当院が小顔矯正の技術開発の為に培った知識を公開!
Related Pictures
★リンクテーブル★
[★]
- 64歳の男性。ろれつの回りにくさと体重減少を主訴に来院した。半年前から話しにくさを自覚しており、同僚からも声が小さくて聞き取りにくいと指摘されるようになった。2か月前から食事に時間がかかるようになり、2か月間で体重が5kg減少している。1か月前からは両手指の脱力で箸が使いづらく、階段昇降も困難になってきたため受診した。意識は清明。眼球運動に制限はなく顔面の感覚には異常を認めないが、咬筋および口輪筋の筋力低下を認め、舌に萎縮と線維束性収縮を認める。四肢は遠位部優位に軽度の筋萎縮および中等度の筋力低下を認め、前胸部、左上腕および両側大腿部に線維束性収縮を認める。腱反射は全般に亢進しており、偽性の足間代を両側性に認める。Babinski徴候は両側陽性。四肢および体幹には感覚障害を認めない。血液生化学所見:総蛋白 5.8g/dL、アルブミン 3.5g/dL、尿素窒素 11mg/dL、クレアチニン 0.4mg/dL、血糖 85mg/dL、HbA1c 4.5%(基準 4.6~6.2)、CK 182U/L(基準 30~140)。動脈血ガス分析(room air):pH 7.38、PaCO2 45Torr、PaO2 78Torr、HCO3- 23mEq/L。呼吸機能検査:%VC 62%。末梢神経伝導検査に異常を認めない。針筋電図では僧帽筋、第1背側骨間筋および大腿四頭筋に安静時での線維自発電位と陽性鋭波、筋収縮時には高振幅電位を認める。頸椎エックス線写真および頭部単純MRIに異常を認めない。嚥下造影検査で造影剤の梨状窩への貯留と軽度の気道内流入とを認める。
- この時点でまず検討すべきなのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [113A046]←[国試_113]→[113A048]
[★]
- ☆case14 複視
- ■glossary
- diplopia n. 複視
- 筋力低下、筋無力、筋脱力 muscle weakness, muscular weakness
- sunken
- vt. sinkのpp.
- adj.
- 沈没した、沈んだ、水中の
- 沈下した、一段低いところにある
- 落ち込んだ、くぼんだ
- 3,4-ジアミノピリジン 3,4-diaminopyridine 3,4-DAP K+チャネル阻害薬;ランバート・イートン筋無力症治療
- ■症例
- 43-year-old woman
- cheif complaint: diplopia
- present history: diplopia and holding her head up ; more marked in the evenings, for the last 3 months. difficulty of chewing. voice has become quieter. weight loss (3kg / 6months). non-smoker. drinks about 15 units/week. no regular medication.
- past history: no significant previous medical illnesses.
- family history: lives with her husband and three children.
- ・診察 examination
- looks well.
- organ systems: normal; cardiovascular, respiratory, and abdominal systems.
- muscle power; grossly normal. decrease after testing a movement repetitively.
- motor function: normal; tone, coordination, reflexes and sensation.
- bilateral ptosis. exacerbated by prolonged upward gaze
- eye: normal; pupillary reflexes, eye movements, and funduscopy
- ■答え
- diagnosis: myathenia gravis
- differential diagnoses:
- CASES
- 上位and/or下位運動ニューロン motor neurone disease 運動ニューロン疾患:線維束性攣縮。進行例では筋力低下
- 筋 muscular dystrophy 筋ジストロフィー:ある種の筋肉が選択的に筋力低下する。家族歴がある。
- 筋 dystrophia myotonica 強直性筋ジストロフィー:咬筋、側頭筋、胸鎖乳突筋の筋萎縮、四肢遠位端の筋萎縮。顔貌が特徴的(前頭部脱毛、無表情、窪んだ頬)。家族歴ある。筋電図が診断に有用(急降下爆撃音)。
- 筋 polymyositis 多発筋炎:普通は皮疹と関節痛が出現。CKが上昇。筋生検が診断に有用
- 筋 myopathy ミオパチー:甲状腺中毒性ミオパチー、甲状腺機能低下症によるミオパチー、クッシング症候群によるミオパチー、アルコール性のミオパチー
- 神経筋接合部? non-metastatic associations of malignancy (paraneoplastic syndrome(傍腫瘍性症候群 = 腫瘍随伴症候群)のこと):胸腺腫の症例の10%に重症筋無力症がみられる。ランバート・イートン筋無力症症候群は小細胞癌と関連がある。
- HIM.2674
- Treatment with penicillamine (used for scleroderma or rheumatoid arthritis) may result in true autoimmune MG, but the weakness is usually mild, and recovery occurs within weeks or months after discontinuing its use.
- 重症筋無力症の誘発:ペニシラミン(強皮症や関節リウマチの治療に用いられる)。
- mildだし、薬剤の中断で改善する。
- Aminoglycoside antibiotics or procainamide can cause exacerbation of weakness in myasthenic patients; very large doses can cause neuromuscular weakness in normal individuals.
- 重症筋無力症の悪化:アミドグリコシド系抗菌薬、プロカインアミド
- MGの患者の筋脱力が悪化する。
- ■参考文献
- HIM = Harrison's Principles of Internal Medicine 17th Edition
- CASES = 100 Cases in Clinical Medicine Second edition
- IMD = 内科診断学第2版
[★]
- 英
- branchial arch
- 同
- 咽頭弓 pharyngeal arch
- 関
- 鰓嚢、咽頭嚢
- first aid step1 2006 p.122
[★]
- 英
- masticatory muscle, the muscle of mastication
- 同
- 咬合筋 muscle of occlusion, occluding muscles
- 関
- 咀嚼、咀嚼筋群
咀嚼筋
神経
[★]
咬筋、咀嚼筋
- 関
- masseter muscle、masseteric、masticatory muscle
[★]
- 英
- 関
- 開口筋、咀嚼筋
[★]
- 英
- masseteric tuberosity
- ラ
- tuberositas masseterica
- 関
- 咬筋
[★]
- 英
- masseter clonus
- 同
- 咬筋クローヌス
[★]
masseter reflex
下顎反射