咀嚼筋>:咀嚼筋
出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2016/04/18 22:42:56」(JST)
内側翼突筋 | |
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The Pterygoidei; the zygomatic arch and a portion of the ramus of the mandible have been removed. (Internus is visible at center bottom.)
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The otic ganglion and its branches. (Pterygoideus internus labeled at bottom right.)
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ラテン語 | musculus pterygoideus medialis, musculus pterygoideus internus |
英語 | Medial pterygoid muscle |
グレイの解剖学 | 書籍中の説明(英語) |
起始
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deep head: medial side of lateral pterygoid plate behind the upper teeth
superficial head: pyramidal process of palatine bone and maxillary tuberosity |
停止
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下顎角内側
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動脈
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顎動脈翼突筋枝
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神経
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下顎神経の枝である内側翼突筋神経
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作用 | 下顎骨を持ち上げ、顎を閉じる。顎の側方移動で外側翼突筋を助ける。 |
MeSH | Pterygoid+Muscles |
アナトモグラフィー | 三次元CG |
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内側翼突筋(ないそくよくとつきん)とは、筋肉の一種で骨格筋(随意筋)である。咀嚼筋の一つである。
人間においては起始が蝶形骨の翼状突起後面の翼突窩外側板、停止が下顎骨翼突筋粗面である[1]。第V脳神経である三叉神経の第三枝である下顎神経の枝の一つである内側翼突筋神経に支配されている[1]。この筋肉が収縮することで下顎骨が上に上がり、咬むことができる。
口腔内から前縁を触知できる。
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リンク元 | 「鰓弓」「下顎神経」「咀嚼筋」「閉口筋」 |
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# | 鰓弓 | 神経 | 筋 | 骨格 | 動脈* |
1 | 顎弓(上顎隆起、下顎隆起) | CN V 三叉神経: 上顎枝、下顎枝(第一鰓弓の筋を支配) |
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○ | 三叉神経節 | 卵円孔 | 下唇を含む下顎と顔の外側部の皮膚、下顎の歯、顎関節、口の粘膜、舌の2/3の感覚 | ||||||||||
○ | ○ | 卵円孔 | 支配筋:咀嚼筋、顎舌骨筋、顎二腹筋の前腹、口蓋帆張筋、鼓膜張筋 |
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