口蓋の筋>:口蓋の筋
出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2014/05/24 09:10:36」(JST)
口蓋帆挙筋 | |
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Dissection of the muscles of the palate from behind. (Caption for Levator veli palatini visible at right, second from the top.)
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External and middle ear, opened from the front. Right side. (Levator veli palatini visible at bottom right.)
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ラテン語 | musculus levator veli palatini |
英語 | Levator veli palatini |
グレイの解剖学 | 書籍中の説明(英語) |
起始
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側頭骨, 耳管
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停止
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口蓋腱膜
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動脈
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顔面動脈
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神経
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迷走神経
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作用 | 軟口蓋の上昇 |
テンプレートを表示 |
口蓋帆挙筋(こうがいはんきょきん)は口蓋筋の一つで、口蓋帆を上方へ上げる筋肉。嚥下の際、収縮し、軟口蓋を上方へ上げることで、食物が鼻咽頭に入るのを防ぐ働きを持つ。咽頭神経叢経由で、迷走神経の支配を受ける。
幅が広く丸みを帯びた筋肉で、後鼻孔の横に位置する。側頭骨錐体尖下面と耳管軟骨の内側板から起こり、上咽頭収縮筋の upper concave margin の上方を通り、口蓋帆で斜め下方と内側に正中まで広がり、反対側の口蓋帆挙筋と交わる。
Left temporal bone. Inferior surface.
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リンク元 | 「鰓弓」「大錐体神経」「口蓋筋」 |
関連記事 | 「口蓋」「挙筋」 |
# | 鰓弓 | 神経 | 筋 | 骨格 | 動脈* |
1 | 顎弓(上顎隆起、下顎隆起) | CN V 三叉神経: 上顎枝、下顎枝(第一鰓弓の筋を支配) |
咀嚼筋(側頭筋、咬筋、内側翼突筋・外側翼突筋)、顎舌骨筋、顎二腹筋前腹、口蓋帆張筋と鼓膜張筋 | 上顎突起(顎前骨、上顎骨、頬骨、側頭骨の一部)、メッケル軟骨(下顎骨、キヌタ骨、ツチ骨、前ツチ骨靱帯、蝶下顎靱帯) | 消失し一部残存(顎動脈) |
2 | 舌骨弓 | CN VII 顔面神経 |
顔面表情筋(頬筋、耳介筋、前頭筋、広頚筋、口輪筋および眼輪筋)、顎二腹筋後腹、茎突舌骨筋、アブミ骨筋 | アブミ骨、茎状突起、茎突舌骨靱帯、舌骨小角と舌骨体の上部 | 消失し一部残存(舌骨動脈、アブミ骨動脈) |
3 | CN IX 舌咽神経 |
茎突咽頭筋 | 舌骨大角と舌骨体の下部 | 総頚動脈、内頚動脈の基部。外頚動脈が出芽 | |
4 | CN X 迷走神経 |
輪状甲状筋、口蓋帆挙筋 | 喉頭軟骨(甲状軟骨、輪状軟骨、披裂軟骨、小角軟骨、および楔状軟骨 | 大動脈弓の一部 | |
5 | 上喉頭神経(第四鰓弓支配神経) | 咽頭収縮筋 | 消失 | ||
6 | 反回神経(下喉頭神経)(第六鰓弓支配神経) | 喉頭内の筋 | 動脈管と肺動脈の基部 |
Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.
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