- 英
- gastrostomy
- 関
- 胃瘻造設術
WordNet
- surgical creation of an opening through the abdominal wall into the stomach (as for gastrogavage)
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 36.重症心身障害者における腹腔鏡補助下経皮的胃瘻造設術(LAPEG)(一般演題,第38回日本小児内視鏡研究会)
- 看護学生の胃瘻造設への認識--受持ち経験の有無による倫理的側面の認識と教育の課題
- 塩見 和子,礒本 暁子,柘野 浩子 [他]
- インターナショナルnursing care research 10(4), 89-98, 2011-11
- NAID 40019052189
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- 胃瘻(いろう、英語表記はGastrostomy)とは腹壁を切開して胃内に管を通し、食物や 水分や医薬品を流入させ投与するための処置である。 目次. 1 概要; 2 適用; 3 適用外; 4 使用; 5 造設; 6 閉鎖; 7 人工栄養剤; 8 胃瘻に対する問題提起; 9 脚注; 10 参考文献 ...
- 認知症の高齢者。食事がうまくできず肺炎をおこすので、胃瘻を勧められている。 胃瘻 をつくるべきか. このページは「医療上の判断を患者さんが自ら行うためのガイド」の一部 として作りました。 新しい事実や医学的証拠が明らかになれば改訂を行っていきます。
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- 67歳の男性。突然の嚥下困難のため救急車で搬入された。
- 現病歴:本日、昼食中に突然、後頭部痛、めまい及び悪心を感じて嘔吐した。しばらく横になり様子をみていたが、帰宅した妻から声を掛けられ返答したところ、声がかすれて話しにくいことに気が付いた。水を飲もうとしたがむせて飲めなかった。心配した妻が救急車を要請した。
- 既往歴:40歳から高血圧症。生活歴:妻と人暮らし。喫煙は10本/日を45年間。飲酒は機会飲酒。現症:意識は清明。身長 165cm、体重 60kg。体温 36.6℃。心拍数 72/分整。血圧 160/90mmHg。呼吸数 12/分。SpO2 97%(マスク 4L/分酸素投与下)。甲状腺腫と頸部リンパ節を触知しない。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。神経診察では、眼球運動に制限はなく複視はないが、構音障害と嚥下障害を認める。左上下肢の温痛覚が低下している。腱反射に異常を認めず、Babinski徴候は陰性である。
- 検査所見:血液所見:赤血球 452万、Hb 13.1g/dL、Ht 40%、白血球 5,300、血小板 32万。血液生化学所見:総蛋白 8.1g/dL、アルブミン 4.2g/dL、総ビリルビン 1.0mg/dL、AST 15U/L、ALT 18U/L、LD 280U/L(基準 176~353)、ALP 213U/L(基準 115~359)、γ-GTP 18U/L(基準 8~50)、CK 50U/L(基準 30~140)、尿素窒素 20mg/dL、クレアチニン 0.7mg/dL、尿酸 4.2mg/dL、血糖 82mg/dL、トリグリセリド 185mg/dL、HDLコレステロール 40mg/dL、LDLコレステロール 200mg/dL、Na 145mEq/L、K 3.9mEq/L、Cl 104mEq/L。CRP 0.2mg/dL。頭部MRI拡散強調像(別冊No. 14)を別に示す。
- 入院後に行った嚥下造影検査で、造影剤の気道内流入が認められた。この時点の対応として適切なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [113F081]←[国試_113]→[113F083]
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- 64歳の男性。ろれつの回りにくさと体重減少を主訴に来院した。半年前から話しにくさを自覚しており、同僚からも声が小さくて聞き取りにくいと指摘されるようになった。2か月前から食事に時間がかかるようになり、2か月間で体重が5kg減少している。1か月前からは両手指の脱力で箸が使いづらく、階段昇降も困難になってきたため受診した。意識は清明。眼球運動に制限はなく顔面の感覚には異常を認めないが、咬筋および口輪筋の筋力低下を認め、舌に萎縮と線維束性収縮を認める。四肢は遠位部優位に軽度の筋萎縮および中等度の筋力低下を認め、前胸部、左上腕および両側大腿部に線維束性収縮を認める。腱反射は全般に亢進しており、偽性の足間代を両側性に認める。Babinski徴候は両側陽性。四肢および体幹には感覚障害を認めない。血液生化学所見:総蛋白 5.8g/dL、アルブミン 3.5g/dL、尿素窒素 11mg/dL、クレアチニン 0.4mg/dL、血糖 85mg/dL、HbA1c 4.5%(基準 4.6~6.2)、CK 182U/L(基準 30~140)。動脈血ガス分析(room air):pH 7.38、PaCO2 45Torr、PaO2 78Torr、HCO3- 23mEq/L。呼吸機能検査:%VC 62%。末梢神経伝導検査に異常を認めない。針筋電図では僧帽筋、第1背側骨間筋および大腿四頭筋に安静時での線維自発電位と陽性鋭波、筋収縮時には高振幅電位を認める。頸椎エックス線写真および頭部単純MRIに異常を認めない。嚥下造影検査で造影剤の梨状窩への貯留と軽度の気道内流入とを認める。
- この時点でまず検討すべきなのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [113A046]←[国試_113]→[113A048]
[★]
- 78歳の男性。背部痛、食欲不振と体重減少を主訴に来院した。3か月前から時々食後の背部痛を自覚していた。最近になり食後頻回に背部痛を認め、痛みは鈍痛で時に持続して眠れないことがあった。食欲も徐々に減衰した。体重は6か月で7kg減少し、起き上がれないこともあるため受診した。既往歴に特記すべきことはない。喫煙は20本/日を40年間。飲酒は日本酒2合/日を40年間。80歳の妻と2人暮らし。家族歴に特記すべきことはない。身長 168cm、体重 48kg。脈拍 72/分、整。血圧 126/60mmHg。呼吸数 14/分。眼瞼結膜に軽度の貧血を認める。眼球結膜に異常を認めない。上腹部正中に径3cmの辺縁不整の腫瘤を触知する。血液所見:赤血球 275万、Hb 7.8g/dL、Ht 24%、白血球 9,800、血小板 14万。血液生化学所見:総蛋白 5.2g/dL、アルブミン 1.9g/dL、総ビリルビン 0.4mg/dL、AST 34U/L、ALT 40U/L、γ-GTP 24U/L(基準 8~50)、尿素窒素 9mg/dL、クレアチニン 0.4mg/dL、総コレステロール 110mg/dL、トリグリセリド 48mg/dL。CEA 16.4ng/mL(基準 5以下)、CA19-9 580U/mL(基準 37以下)。CRP 2.0mg/dL。胸部エックス線写真と胸部CTで径1cmの腫瘤を右肺に2か所、左肺に1か所認める。腹部超音波検査および腹部CTで膵体部に径3cmの腫瘤、肝両葉に径1~2cmの多発する腫瘤陰影、胆嚢に径5~8mmの結石を数個認める。腹水の貯留を認める。
- 現時点で適切な対応はどれか。2つ選べ。
[正答]
※国試ナビ4※ [113D069]←[国試_113]→[113D071]
[★]
- 61歳の男性。黒色便を主訴に来院した。1年前に肝細胞癌と診断され、ラジオ波焼灼を受けた。血液所見:赤血球220万、Hb7.5g/dl、白血球2,800、血小板7万、プロトロンビン時間65%(基準80~120)。血清生化学所見:アルブミン3.3g/dl、総ビリルビン1.8mg/dl、AST72単位、ALT65単位。腹部造影CTを以下に示す。
- 治療として適切なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [100H022]←[国試_100]→[100H024]
[★]
- 68歳の男性。嗄声を主訴に来院した。右声帯固定を伴う喉頭腫瘍が存在し、右頸部にリンパ節転移が認められた。生検の結果、扁平上皮癌と診断され、放射線治療、喉頭全摘術および右頸部郭清術を施行した。術後の頸部の写真(別冊No. 7)を別に示す。
- 正しいのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [113A022]←[国試_113]→[113A024]
[★]
- 治療手技に関連した写真(別冊No.1)を別に示す
- 行われた治療はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [105H016]←[国試_105]→[105H018]
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- 関
- percutaneous endoscopic gastrostomy
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- 英
- gastrostomy、percutaneous endoscopic gastrostomy, gastrostomosis
- ラ
- gastrostomia
- 同
- 胃造瘻術、胃フィステル形成術 gastric fistulation
- 関
- 胃瘻、胃瘻栄養法、胃瘻造設
- 開腹して胃瘻を造設したり、内視鏡的に胃瘻を造設したりする。
- 内視鏡的に胃瘻を造設する場合、プル・プッシュ法とイントロデューサー法に分けられる。前者は造設用胃瘻カテーテルを口腔・咽頭を通過させ、胃内腔から腹壁外への経路にて造設する方法であり、後者は造設用胃瘻カテーテルを口腔・咽頭を通過させず、腹壁外から胃内腔への経路にて造設する方法である。
参考
- http://www.peg.or.jp/lecture/peg/03-01-01.html
- https://www.jstage.jst.go.jp/article/gee/55/11/55_3527/_pdf
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- 英
- (治療法)percutaneous endoscopic gastrostomy PEG, (疾患)gastric fistula
- 関
- 胃瘻栄養法、胃瘻造設術、胃フィステル
- 経管栄養を目的として胃に造設された栄養瘻である。疾患により胃に穿孔、穿通が生じた場合も胃瘻という言葉が使われる。
- 適応:経口摂取が不能な場合
- 管理:瘻孔周囲は自然乾燥させるように努め、湿潤による感染を避ける。チューブの抜去により1日で閉鎖する。