- 英
- artificial respiration, artificial ventilation
概念
- 1. 人工的に呼吸を行わせること。このため、伝統的なmouth to mouthからバックアンドバルブマスク、あるいは人工呼吸器を用いて行う。
- 2. 一次救命処置の中における処置 → 人工呼吸#一次救命処置
人工呼吸適応
- SAN.422
- 肺活量 < 10ml/kg, PaO2 < 55 mmHg(50%以上の酸素投与下), 呼吸回数 > 35/min, 努力呼吸, 吸引圧 < -25cmH2O
人工呼吸のモード
送気制御パターンによる分類
- 量規定換気 volume controlled ventilation VCV
- 圧規定換気 [[]] PCV
換気モード
人工呼吸を補助するモード
- 呼気終末陽圧 positive end-inspiratory pressure
- 吸気プラトー → 吸気ガス不均等分布の改善 EID
人工呼吸の合併症
- 1. 血圧低下(静脈還流の低下、心機能低下)
- 2. 圧外傷(気胸・縦隔腫瘍)
- 3. 酸素中毒による無気肺、肺浮腫
- 4. 気管潰瘍、穿孔、狭窄
- 5. 尿量減少(ADH増加、心拍出量減少)
- 6. 脳圧亢進(PEEPによる静脈還流↓)
- 7. 消化管出血(ストレス)
- 8. 精神的苦痛(気管挿入)
- 9. 感染(人工呼吸器関連肺炎)
一次救命処置
- ISBN 978-4892695667 p.100
- 口腔内の異物を除去
- 脈拍があり、呼吸がない場合の人工呼吸:成人では10/分、小児では12-20回/分のペースで息を吹き込む。
- 小児の場合、呼吸数が10/分未満の場合、人工呼吸が考慮される。
BLS
- 1秒かけて息を吹き込む。
- 1人法の場合は30回の胸骨圧迫の後に2回人工呼吸を行う。
- 2人法の場合も原則同様。ただし、幼小児の場合のみ15回の胸骨圧迫の後に2回人工呼吸を行う。
- 成人の場合は5-6秒に1回、小児に対しては3-5秒に1回の人工呼吸を行う(AHA BLSヘルスケアプロバイダーマニュアル AHAガイドライン2005年準拠)
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2012/09/09 11:45:36」(JST)
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この項目では、口対口やバッグ換気などによる用手人工呼吸について記述しています。器械式人工呼吸については「人工呼吸器」をご覧ください。 |
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人工呼吸(じんこうこきゅう)とは、自発呼吸が不十分な人に対し、人工的に呼吸を補助することをいう。
目次
- 1 概要
- 2 適応
- 3 BLSにおける人工呼吸
- 4 気道確保
- 5 器械式人工換気
- 6 参考文献
- 7 関連項目
- 8 外部リンク
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概要
一般的には陽圧をかけて肺に気体を送り込み、換気を補助する。応急処置の人工呼吸(口移し式)、マスクとアンビューバッグを使う方法、気管内チューブと人工呼吸器を使う方法などがある。
適応
肺炎・ARDS・ショック・脳血管障害・呼吸停止などにより、原因に対する適切な処置および酸素投与を行ってもなお酸素の取り込みや二酸化炭素の排出が不十分な場合である。病状にもよるが、一般にPaO2:50Torr以下、PaCO2:70Torr以上が適応とされる。また全身麻酔による手術は人工呼吸下に行われることもある。
BLSにおける人工呼吸
呼吸停止に陥った人を救命するために現場に居合わせた一般市民が行う処置で、BLSの一部である。主に口から呼気を吹き込んで強制的に換気する方法である。詳細は心肺蘇生法を参照。
気道確保
- フェイスマスク
- ラリンジアルマスク
- コンビチューブ
- 気管挿管
- 気管切開
器械式人工換気
蘇生における人工呼吸と異なり、数時間以上(時には数年~数十年)に渡って呼吸補助をする必要がある場合には、人工呼吸器を用いる。人工呼吸器はバッグ換気などのような用手での人工呼吸と異なり、気道内圧やその変化・酸素分圧などを細かく調整するための様々なモード・機能が備わっている。
- BIPAP/APRV
- CPAP
- SIMV,IMV
- CMV(IPV)
- HFJV
- 液体換気(liquid ventilation)
参考文献
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関連項目
外部リンク
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UpToDate Contents
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Japanese Journal
- クリティカルケア看護におけるEBN実践(第11回)クリティカルケア看護におけるエビデンスの実例【人工呼吸器装着患者編】
- 加温加湿器アラーム (特集 人工呼吸器アラーム対応) -- (アラーム別 対応トレーニング)
- 無呼吸アラーム (特集 人工呼吸器アラーム対応) -- (アラーム別 対応トレーニング)
- 気道内圧上限アラーム (特集 人工呼吸器アラーム対応) -- (アラーム別 対応トレーニング)
Related Links
- 人工呼吸 呼吸が止まった人は、体の中の酸素が不足し、二酸化炭素がたまっているので、心臓が止まる前に一刻も早く人工呼吸を開始しなければなりません。
- 大人に対する心肺蘇生法 心臓マッサージと人工呼吸を行う 循環のサインがない場合は、直ちに心臓マッサージを開始する。30回の心臓マッサージと2回の人工呼吸のサイクル(30:2)を5回繰り返す。
- AEDの設置場所が増えるにつれて、 AED講習会に参加する人も増えています。これは、AEDを設置している場所の人間に AED講習が義務づけられているという要因があります。それに伴い、心臓マッサージ、人工呼吸も含めた、
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★リンクテーブル★
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- 次の文を読み、47、48の問いに答えよ。
- 54歳の男性。冷汗を伴う胸痛を訴え、救急車で搬送された。
- 現病歴 : 5か月前から労作時に胸痛を自覚していた。胸痛は5分間持続し、安静で消失した。2週前から頻度が増し、安静時にも出現するようになった。4時間前から冷汗を伴う胸痛が持続している。
- 既往歴 : 10年前から高脂血症を指摘されていた。
- 家族歴 : 兄が40歳で突然死。
- 生活歴 : たばこ40本/日を30年間。機会飲酒。
- 現症 : 意識は清明。身長166cm、体重75㎏。呼吸数18/分。脈拍96/分、整。血圧120/74mmHg。顔貌は苦悶様。心音ではIII音を聴取する。呼吸音は正常。腹部は平坦で、軟。下腿に浮腫を認めない。
- 検査所見 : 尿所見:蛋白(-)、糖(-)。
- 血液所見:赤血球450万、Hb14.6g/dl、Ht46%、白血球12,800、血小板16万。
- 血清生化学所見:総蛋白6.8g/dl、アルブミン3.4g/dl、クレアチニン0.8mg/dl、総コレステロール260mg/dl、総ビリルビン0.9mg/dl、AST250単位、ALT35単位、LDH350単位(基準176~353)、CK1,850単位(基準10~40)、Na138mEq/l、K3.6mEq/l、Cl 99mEq/l。CRP1.6mg/dl。
- 来院時の心電図を以下に示す。
- 入院後突然、眼球が上転して意識がなくなり、脈を触れなくなった。このときのモニター心電図を以下に示す。
[正答]
※国試ナビ4※ [099C047]←[国試_099]→[099C049]
[★]
- 次の文を読み、33、34の同いに答えよ。
- 62歳の女性。呼吸困難のため搬入された。
- 現病歴 朝食前の散歩中に誤って転倒し右腰部を打撲した。帰宅後、痛みが強くなったためアスピリン製剤を内服した。それまでアスピリン製剤を服用したことはなかった。その後、次第に息苦しさを感じるようになり、立っていられなくなったため救急車を要請した。
- 既往歴 小児期に副鼻腔炎。
- 生活歴 飲酒は機会飲酒。
- 豪族歴 特記すべきことはない。
- 現症 意識は清明。身長152cm、体重50kg。体温36.8℃。呼吸数18/分、呼気の延長を認める。脈拍108/分、整。血圧128/82mmHg。経皮的動脈血酸素飽和度(SpO2)86%。心音に異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。四肢に浮腫はなく、皮膚の色調に異常を認めない。
[正答]
※国試ナビ4※ [105H033]←[国試_105]→[105H035]
[★]
- 41歳の女性。喘鳴と呼吸困難とを主訴に来院した。1年前から感冒に罹患すると咳が長引くことが多く、一度、市販の解熱薬を服用した際に呼吸困難で、自宅近くの診療所を受診したことがあった。2日前から咽頭痛、鼻汁および発熱が出現し、その後、咳嗽、呼吸困難および喘鳴も出現した。本日の午前1時ころから呼吸困難が著明となったため、午前2時に救急外来を受診した。25歳からアレルギー性鼻炎を指摘されている。喫煙歴と飲酒歴はない。喘鳴と呼吸困難とを認めるが会話はかろうじて可能である。体温 38.2℃。SpO2 88%(room air)。両側の胸部で呼気時のwheezesを聴取する。胸部エックス線写真で異常を認めない。酸素投与を開始した。
- 次に行うべき治療はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [110A028]←[国試_110]→[110A030]
[★]
- 次の文を読み、45、46の問いに答えよ。
- 47歳の女性。乳房の腫瘤に気付いたので来院した。
- 現病歴 : 昨日、入浴後に右乳房に腫瘤を触知した。
- 既往歴 : 特記すべきことはない。
- 現症 : 意識は清明。身長155cm、体重53kg。体温36.7℃。脈拍72/分、整。血圧120/70mmHg。眼瞼結膜と眼球結膜とに異常を認めない。頚部に血管雑音はない。心雑音はない。右乳房上外側に辺縁が不整な2cm大の腫瘤を触知する。乳癌の可能性を示唆したところ、顔面蒼白になり意識消失し、崩れ落ちるように前に倒れた。呼びかけに反応しない。
- a. 人を呼ぶ。
- b. 担架を探しに行く。
- c. 静脈路を確保する。
- d. 人工呼吸を開始する。
- e. 心臓マッサージを開始する。
[正答]
※国試ナビ4※ [098F044]←[国試_098]→[098F046]
[★]
- 64歳の男性。心停止のため救急車で搬入された。職場で突然倒れたため、同僚が救急車を要請した。救急隊到着時に隊員により心停止が確認され、心肺蘇生が開始された。現場で救急隊員によりAEDを用いて電気ショックが実施された。胸骨圧迫ならびにバッグバルブマスクを用いた人工呼吸、さらに2分おきに電気ショックを実施しながら、病院に到着した。搬入時、救急隊のストレッチャーから処置台に移動し、胸骨圧迫を継続した。
- 次に優先して行うべきなのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [113F056]←[国試_113]→[113F058]
[★]
- 72歳の女性。感冒様症状が出現し、早朝から傾眠がちとなり、意識レベルも低下したため、救急車で搬入された。20歳の時、肺結核のため胸郭形成術を受けた。5年前から慢性呼吸不全で在宅酸素療法を受けている。体温37.2℃。呼吸数10/分。脈拍100/分、整。血圧150/70mmHg。血清生化学所見:血糖160mg/dl、尿素窒素35mg/d7、AST45単位(基準40以下)、ALT37単位(基準35以下)、アンモニア50μg/dl(基準18~48)。動脈血ガス分析(自発呼吸、経鼻カニューラ0211/分):pH7.27、PaO2 40Torr、PaC02 90Torr。
[正答]
※国試ナビ4※ [097I024]←[国試_097]→[097I026]
[★]
- 4か月の乳児。RSウイルス感染症による呼吸障害のため入院している。呼吸・心拍モニターのアラームが鳴ったため研修医、指導医および看護師で患児を診察に行ったところ全身にチアノーゼを認めた。気道確保をして呼吸を確認したが、自発呼吸を認めない。心電図モニターでは心静止である。末梢静脈路は確保されており、心肺蘇生の備品は病室に準備されている。
- 直ちに行うべきなのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [113B032]←[国試_113]→[113B034]
[★]
- 26歳の男性。オートバイで走行中転倒し、喉を強打して救急車で来院した。意識は清明であるが、声は出しにくく、疼痛、血痰および強い呼吸困難を認める。体温37.0℃。脈拍96/分、整。血圧140/86mmHg。他め身体部位に打撲はない。喉頭ファイバー検査で喉頭部の出血と粘膜腫脹とを認め、両側声帯の動きが悪い。頭部単純CTで甲状軟骨の骨折・偏位を認める。
- この患者に最も適切な対応はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [097I045]←[国試_097]→[097I047]
[★]
- 78歳の男性。冠動脈バイパス術直後で手術室に入室中である。未覚醒で人工呼吸中である。脈拍 88/分、整。血圧 120/80mmHg。動脈血ガス分析(吸入酸素濃度 100%):pH 7.30、PaCO2 50Torr、PaO2 200Torr、HCO3- 24mEq/L。術前と全身麻酔下手術の終了直後の胸部エックス線写真(別冊No. 7A、B)を別に示す。
- 処置として適切なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [109G055]←[国試_109]→[109G057]
[★]
- 38歳の男性。強い呼吸困難のため救急車で搬入された。同僚によると朝から喉が痛いため、ヨード剤でうがいをし、市販のトローチをなめたところ、15分経過したころから次第に呼吸が苦しくなってきたという。来院時、呼びかけに応答はなく、頚動脈の拍動をわずかに触知する。顔面にはチアノーゼが著明である。
- まず行う処置はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [099C024]←[国試_099]→[099C026]
[★]
- 23歳の男性。仕事中に突然の胸痛を発症し、次第に呼吸困難を生じたため搬入された。不隠状態である。呼吸数36/分。脈拍112/分、整。血圧94/60mmHg。胸部エックス線写真を以下に示す。
[正答]
※国試ナビ4※ [102A055]←[国試_102]→[102A057]
[★]
- 5歳の男児。5日前から時々腹痛を訴えていた。食欲はなく元気もなかった。
- 昨夜から38℃の発熱が続き、今朝、激しい腹痛を訴え頻回に嘔吐したので救急車で来院した。体温38.5℃、呼吸数50/分。脈拍120/分、整。腹部に筋性防御を認める。赤沈40mm/1時間、赤血球380万、Hb10.8g/dl、白血球18,000(桿状核好中球25%、分葉核好中球55%、リンパ球20%)、CRP11.2mg/dl
- 直ちに行うべき処置はどれか?
白血球#基準値
[★]
- 日本蘇生協議会ガイドライン 2010に基づいて、自動体外式除細動器〈AED〉によるショック実施後に直ちに行うべきことはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [108F007]←[国試_108]→[108F009]
[★]
- 吸入酸素濃度50%で人工呼吸中の患者。動脈血ガス分析:pH 7.40、PaCO2 40Torr、PaO2 80Torr、HCO3- 24mEq/L。
- この患者のP/F比(PaO2/FIO2比)を求めよ。ただし、小数点以下の数値が得られた場合には、小数点以下第1位を四捨五入すること。
[正答]
※国試ナビ4※ [110B061]←[国試_110]→[110C001]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [102G039]←[国試_102]→[102G041]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [106C012]←[国試_106]→[106C014]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [101B115]←[国試_101]→[101B117]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [097E038]←[国試_097]→[097E040]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [110I017]←[国試_110]→[110I019]
[★]
- 英
- asthmatic attack
- 同
- 喘息の急性増悪 acute exacerbation ofasthma
- 関
- 気管支喘息発作、喘息発作重積状態、気管支喘息
概念
- 気管支喘息患者に起こる発作。
- 症状は咳、喘鳴、呼吸困難であり、病態として気道狭窄と気道の過敏性が存在している。身体所見としてはweezeを聴取し、呼気の延長が見られる。
管理
- 参考1
治療目標: 呼吸困難の消失、体動、睡眠正常、日常生活正常ピークフ口-(PEF)の正常値(予測値できれば自己最良値70%以上)、,酸素飽和度>90%*、平常服薬・吸入で喘息症状の悪化なし
|
喘息症状の程度
|
呼吸困難
|
動作
|
治療
|
自宅治療可/救急/外来入院/ICU**
|
検査値*
|
1.軽度
|
苦しいが横になれる
|
やや困難
|
・β2刺激薬吸入、頓用*1 ・テオフイリン薬頓用
|
自宅治療可
|
PEF 70~80%
|
2.中等症
|
苦しくて横になれない
|
・かなり困難 ・かろうじて歩ける
|
・β2刺激薬ネブライザー吸入反復*2 ・β2刺激薬皮下注(ボスミン)*3 ・aminophylline点滴*4 ・副腎皮質ステロイド薬静注*5 ・酸素*6 ・抗コリン薬吸入考慮
|
救急外来 ・1時間で症状が改善すれば帰宅治療へ ・4時間で反応不十分/2時間で反応なければ入院し高度喘息症状の治療へ
|
PEF 50~70% PaO2 60Torr以上 PaCO2 45Torr以下 SpO2 90%以上..
|
3.高度
|
苦しくて動 けない
|
・歩行不能 ・会話困難
|
・β2刺激薬皮下注(ボスミン)*3 ・aminophylline持続点滴*7 ・副腎皮質ステロイド薬静注反復*5 ・酸素*8 ・β2刺激薬ネプライサ吸入反復*2
|
救急外来 ・1時間以内に反応なければ入院治療 ・悪化すれば重篤症状の治療へ
|
PEF 50%以下 PaO2 60丁0rr以下 PaCO2 45Torr以上 SpO2 90%以下.:
|
4. 重篤症状 (大発作の治療に反応しない 発作・上記治療でも悪化)
|
(状態) ・チアノーゼ ・錯乱 ・意識障害 ・失禁 ・呼吸停吐
|
・会話不能 ・体勤不能
|
上記治療継続. ・症状、呼吸機能悪化で挿管*9 ・酸素吸入にもかかわらずPaO2 50Torr以下および/または意識障害を伴う急激なPaCO2の上昇 ・人工呼吸*9 ・気管支洗浄 ・全身麻酔(isoflurane, sevoflurane, enflurane etc.)を考慮
|
ただちに入院、ICU**
|
PEF 測定不能 PaO2 60Torr以下 PaCO2 45Torr以上 SpO2 90%以下
|
参考
- 1. 呼吸器疾患最新の治療2004-2006 p.261
国試
[★]
- 英
- basic life support BLS
- 関
- ALS
手順
- 2-1. あれば経過観察
- 2-2. 呼吸がないが、脈拍はあるか?
- 2-2-1. あれば人工呼吸
- 2-2-2. なければ3. CPR
- 3. 呼吸がなければ、心肺蘇生(胸骨圧迫+人工呼吸)を行う ・・・ 1人の場合は胸骨圧迫:人工呼吸=30:2 2人の場合は胸骨圧迫:人工呼吸=15:2
乳児の脈触知について
- 頚部の皮下組織が厚く、頚が短いことから総頚動脈を触知しづらい。このため、上腕動脈で脈を触知するようにする。
[★]
- 英
- manual artificial respiration
- 関
- 人工呼吸、人工呼吸器
[★]
- 英
- mouth-to-mouth method
- 関
- 人工呼吸、用手人工呼吸法
[★]
- 英
- home mechanical ventilation HMV
- 関
- 在宅酸素療法 HOT、人工呼吸
[★]
- 英
- artificial respiration
- 同
- 人工換気 artificial ventilation
[★]
- 同
- 用手的人工呼吸器
- 関
- 人工呼吸器
[★]
- 英
- non-invasive artificial respiration
[★]
プレッシャーサポート換気
[★]
- 英
- respiration, breathing
- 関
- 呼吸数、呼吸中枢、呼吸パターン
[★]
- 英
- artificial
- 関
- 人為的、人工的